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これも、実践されてる地域の方もおられると思うんですが、その方おられたら、出していただきたいいうように感じておるわけです。

その例を申しますと、日本財団で行っていますし、又文化庁ではアーツプラン21ということで補助金も出てまして、わたくしどもが近松門左衛門の作品を演劇とかミュージカルで実施しているのですが、一昨年曾根崎心中を小劇場グループとそれから新劇の若手のグループの2つのバージョンで実施しました。メイシアターで近松門左衛門の作品を10年間実施してきたという事もあって演劇で新劇のグループが行いました作品をハンガリー、ルーマニアへ持って行くということで補助金が出るというような話がありました。これは吹田だけしかやってませんので、吹田発信ということになるのですが、一方彩の国埼玉の芸術劇場は蜷川幸夫さんのシェイクスピアの作品をを作って全国へ行くというようになって。東京では作らないということになって、埼玉発になっています。

金沢や能登では、芸術村ができて、そこで制作されて、そこから東京なり大阪なりへ発信しているというのが出てきています。今は地域の時代です。政府では地方分権の時代と言われておりますけども、文化で早くそれが取り入れられるのではないかないうふうに感じております。それはアーティストだとか裏方の人の応援があって初めて可能になりますんで、できたらそういうグローカルな時代に文化で町おこしをやっていただきたい、人づくりをやっていただきたいなというふうに感じております。

話はいっぱいあるんですが、お互いにディスカッションしながら進めたいと思うんですが、なんかございませんか。先程言いましたように市民が求めるものは多様化、多岐化していますんで、演劇に集中して考えますと、やっておられるとこもあると思うんですが、人形劇だとか、影絵劇、本来は子供たちのためということでありますけども、現実には大人も楽しめるものがあります。大人の人形劇だとか、大人の影絵もございます。演劇のジャンルの中にそれを入れていただきたい。それから一般論として話が出てくるのは演劇言うたら、新劇だけしかないんですが、そうではなくて、ミュージカル、これも演劇のジャンルの中に入れていただきたい。それから音楽系か演劇系かどっちかの部類に分けると、演劇系では能・狂言とか落語、それから浪曲も入ります。と言いますのは、落語の場合は一人で、しゃべって、一人芝居みたいなもんです。そういう方法で考えていただきたいと思います。

市民は演劇だから、能だから、それから芝居だからというようなことでは選別されずに、おもしろければ見に行くというようになります。人形劇で申し上げますと、わたくしどもで150席のホールがございまして、人形劇を主目的に作らせていただきました。子供たちのために人

 

 

 

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