それから、ミュージカルコンクールですが、これも国民文化祭の中のひとつのメニューだったわけです。宝塚はバウホール、大劇場があるということで、ミュージカルを取り入れまして、数年間はやっていましたが、財団独自の事業としてこれを平成6年から取り入れてやってきました。出場応募テープは全国からあり、ビデオテープを観てそれを審査して頂くのは大変時間がかかるんです。三本を入賞団体として決まっていますが、公演に来ていただくのに補助ができないんです。遠いところから来ていただくのに実費で来ていただかねばということがありまして辛い要素でございます。今後、どこまで援助できるかということが、ポイントで、これに出場できたらステイタスが得られると、いうことも目標にしたいと思って頑張っているんです。本番に出演される費用がかかるという現状で、これはもう少し考えていかなければならないなと思っております。
今回、香川県のどこでしたかね、子供さんのグループです。町ぐるみでやってらっしゃるようで、車、バスも全部仕立てて来られて、前の日から泊まり込んでリハーサルをされて、本番に臨まれるというようなことで。去年は広島からも応募があって広島の「サク・カンパニー」だったかなあ。レベルがその年によって違いますが、大変高いところもありまして、地方公演も独自でされているところもあります。
折角ですから、他のホールに聴きたいということもされたらどうですか。演習ですから、遠慮なくされたほうがいいんじゃないですか。私だけじゃなしに、この時間有効的にできると思いますので。どうぞ言ってください。
熊本熊本県立劇場 上村 私ども県の劇場ということで、自主文化事業につきましてもいろんな要請がございます。今質問の中にもありましたように、ジャンル別の調整とかを内部では色々考えながらやってるところもありますけれども、音楽的な事業に関しましては、いわゆる買い取り型の事業も展開しておりますけれども、鑑賞者の育成と申しますか、聴いていただけるお客様方をどう増やし育てていくかということもひとつの課題と捕らえまして、それにむけての事業も年間に1本ぐらいしかやれてないんですが、やってはおります。
例えば、単なるレクチャーコンサートだけではなくて、お客様にそれ自体をエンターテインメント性の高いものとして喜んでいただいて、結果的に生の音楽を楽しんでもらえるような人に、少しでも育っていただければというようなことでもやっておりますけども、現実には多分失敗している例もいくつかあるんじゃないかという気もしております。ベガホールさんではたくさんの事業展開をなさっておりますけれども、参加型の事業に限らず、創造型にしろ育成型にしろ、地元の市民の方に舞台の上で事業に係っていただくなかで、結果的に鑑賞者を育てる