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だとか色々なイベントで外国から演奏者を呼んでくるとか、また、音楽祭とかで、特別に編成されたアンサンブルが各地方にあろうかと思います。そういう方々を1つのホール、市町にとどまらずに、各地方にそれをまわすことによって安くいいものが提供できるんじゃないかということから発足させました。

私共にも、企画会議というのがありまして、評論家の日下部さんを委員長とする幹事を得まして何本かを推薦しまして、各館へどうですか、というかたちでこれを紹介しているわけです。

私どもが事務局をやってまして、各ホールからあがってきたものや企画物を検討して、各エージェンシーのようにカラー刷りのようなものはできませんから、チラシで金額とかを書いて配りますが、なかなか担当者に目にとまらず、反応がないという部分がございます。また、私どもが各ホールに民間のエージェンシーのように「こういうものですよ。今回は素晴らしいピアニストがやって来ますし、安くて、こういうことができますから、お買いになりませんか。」ということでまわったらいいんですが、とっても私の方ではできないんです。

そういうことで、どうしても紙だけで終わってします。なかなか徹底できない部分ございますし、また県と市、そして町立とばらばらで、それぞれに検討、決定する時期が違います。それから決定機関が違います。例えば職員が全部決めるというところもあるし、「検討委員会があります。」というところもありますし、「評議委員会、理事会を通さなければならない。」というところもあります。もっと言えば「専門の館長がうちは決めてますから、この方がうん言わないと決まりません。」とか、色々な決め方がされています。そのため「いついつまでに決定してください。」といってもなかなか決まらないということがあります。大阪府だとかその衛星都市とかで同じようなレベルで同じような形でされる時は大変決められやすいかもわかりませんが、全国を相手にしてますと、なかなかそういうことで問題点もございます。

今年度イタリアからルイジカルティアを呼んだんですが、ショパンコンクールで、第3次までいって本選には残念ながら行けなかったんですが、全盲のピアニストで大変素晴らしい演奏でデプロマ賞をとった方です。このピアニストならと招聘しました。所が、これでも何と11館しかできなかったんです。

私共が演奏会に同行いたしました。しかもグリーン車は無し、ほとんどビジネスホテルです。だからずーっと安いんです。そこまでやって提供したのに安いとわかっていただけなかったところもありました。大変辛かったですね。

しかも土、日にやってくれとか、金、土、日にやってくれとか集中するんです。そしたら空

 

 

 

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