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ルで手をつないで主役も脇役も皆出てくるわけですね。それを見ていろいろなことを質問したわけなんですが、その子が手を上げて、何故芝居していた人が最後に一緒に出てこられるんですかという。江見さんは、本来芝居というのは主役ばっかりでも出来ない。わき役もいて本当の芝居がなりたつんだ。芝居というものは総合芸術で、裏には舞台の裏方さんがおり、会館の職員がおり、総合的な形で始めて成り立つんだと。そこで役者達皆で出て来てお客さんにありがとうございましたということで、手をつないで出てくると話をした。その先生はこの子ひよっとしたら将来演劇の方がむいているんじゃないかということで、演劇の劇団に預けられたわけなんですが、その方が今現在トップスターになられておるということでございますんで、我々としたらできたらそういう機会を多くの人に与えてあげたいというような発想から、ファミリーミュージカルを製作しています。これもオーディションで実施して、今までに多くの市民の方々や児童、生徒が舞台に上がっています。

それから、先程もいいましたようにコンセプトは必要だなあということで、私共のメイシアターのパンフレットがあるんですが、その中にオープン記念事業の1985年4月の1ケ月間を自主事業の月間としまして60事業しました。これはプロモーターだとか、そういうところには絶対話をしないで我々の手でやろうということでやりました。ただ、専門家だとかいろいろな人には協力を得な出来ませんので、やっていこうということになります。経理も職員がやらないかんですわ。プロデューサーも経理はやらないきませんけれども、劇団とか民間ホールでプロデューサーがいてましたら、営業もチケット売りもおられて、それから宣伝もおられていろんな構成メンバーになっているわけです。だからプロデューサーだけやるということじゃなくて、会館の職員は全部やらないかんいうなことになります。契約もせないかん。ましてやホテルの段取りもせないかん。これはプロデューサーじゃなしにただ劇団の買い公演であればもうその契約だけですみますけど、いろんな問題は発生してきません。やっぱり経験をしていただいてそっから何か生まれる。プロデューサーもある程度のセオリーはあるんですが、現実にはそれ以外のセオリーはないのが等しいです。それをいろんな人にお聞きかせしながら、そういう間違いをなくしていただきたいと思います。

4月、1ケ月間オープン記念事業をやったんですが、音楽になって申し訳ないですが、アイ・ジョージショウをやりました。これはプロダクションを通さないということを申し上げました様に、たまたまアイ・ジョージショウのマネージャーをやっている人間が吹田におりましたんでやろうということになりました。演歌の川中美幸もやったんですが、川中美幸は吹田市出身だったもんですから、彼女に直接話をしまして市長と会うてもらってやると。これもプロモー

 

 

 

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