もございます。
草の根文化事業と一輪の華文化事業とに分けて文化事業を分類して居ます。一輪の華というのは要するに世界的な文化を会館で行う。それから草の根、地域に根ざした文化事業をどうしたらいいかを、その土地、地域によって考えていかねばなりません。又一方では生け花文化と言うのもありますが、いいものをそのままその会館へ持ってきて見せているというようなこともございます。
私は文化会館にたずさわるいきさつは、建設する時にいろんな人にお会いしました。中ホールが演劇主目的ですので、演劇の場合は俳優座の亡くなられましたけれど千田是也、劇団民芸の宇野重吉さん、そして新国立劇場芸術監督の渡辺浩子さんに会わしていただきました。いろいろな話を聞いて劇場を作っていったいうことでございます。その人達に会おうと思ったら、かなり偉い人ですのでなかなか会えないだろう、会っても話をしてもらえないだろうというようなことでしたが、そうじゃなかったですね。いい劇場を作っていこうと思って相談したら、その人達はすぐに話にのって頂きました。又ハード面だけでなくソフト面でも、例えば、始めにオープンして演劇するのに何がいいだろうかいうことがあったんです。渡辺浩子さんが話をされたんは、まずポピュラーな作品か、それから出ている俳優がテレビで売れているかどうか、まずそういう形でお客さんを集めるんだという話されました。そして劇場付の観客を根づかせることであると。
それから、ファミリーミュージカルはこの2月28日、3月1日とやるんですが、隔年でプロの団体とオーディションで出演者を募集して実施しているのですが、そのファミリーミュージカルをやるキッカケになったのは、江見俊太郎さん、現在PANの役員をやっていますが、昔は新東宝の映画の二枚目俳優で、すごい人だったんですが、その方とお話をした時に、何年か前にすごい映画でお金を儲けておられたんですけれども、劇団をもっておられました。
ある九州の学校の先生が子供達に劇を観せてあげたい。なかなか九州まで来てくれない。どうしたら良いかということで、江見さんに相談されました。そうしますと、行ってあげようではないか、ギャラはいいわ、アゴ、アシだけですめばということで話になったんですが、そこの学校の中で一人自閉症の子がおられました。その子は学校になかなか来ないし、来ても全然話をしない、手もあげないいうような子だったんですが、たまたまその演劇見て最後に先生から何か質問はありませんかというような話をされました。要するにそんなことでコミュニーケーションをとろうとしたんですね。昨日の講座(土井さんの)で芝居見たことありますかとか、ミュージカルを観たことありますかという話がありましたけども、実際、最後にカーテンコー