日本財団 図書館


自治体職員がプロデューサーになれということじゃなくて、自治体職員、公務員が会館をやらしてもらう時には我々はコーディネーターであり、プロデューサーであり、デイレクターでありそういう全体を包括したものである。会館の中にいてる職員は一つの組織をもっておるわけなんですね。昨日の山下さんのプロデュースの本を読んでみますと、プロデューサーは確かにあれでいけると思うんですが、それだけではいかんわけです。民間ホールのプロデューサーは儲けなければいけない。いろいろ民間のプロデューサーと話した時も、私は何千万もごっつい赤字を出した、腹切りをせないかんいうようなこともございましたけれども、我々もそうなんですが、何回首を据えかえてもらうようなお話をしたかもわかりません。明日行ったら部署が変わっているかもわかりません。いろんなことで申し上げてきたわけです。それから、おくびれずに人と接して自分が思ったことを絶対恥やないんですから、どんどんやっていっていただいたらいいなというものを前置きさせていただきます。

自主事業の充実ということでここで書かさせてもらいましたけど、ジャンル別、ホール別、その他の施設も、自分とこの会館はどういう特色をもっているか、ロビーもありますし、その周辺でどうか、劇場空間というのは本来はホールだけじゃなしにホワイエでも出来ますしその他の施設(諸室)でもできるとよく言われるんですが、その通りです。2人よったら大阪は漫才やというようなこと言いますけども、演劇との関係をもっておるわけなんですね。何か相手にいいものを見せたいということであればそういう演技をします。演劇を見せるのに、ホールだけじゃなしに、ここで何ができるかというようことでいろんなことを考えていきたいなと思います。

それから、プロダクションのターゲットは婦人層でどんだけお客さんが入るかとになりますが、地方自治体では市民としますんで、市民のニーズがものすごく多いわけなんです。幼児から老人までをターゲットにしなければならないというのがございます。これも後からいろいろお話をしていきたいなと思います。事業別についてはほとんどが鑑賞型なんですが、これからは創造型、参加型、育成型の事業をできるだけ相互に関係づけてやっていけばいいんじゃないか。あとで実例をあげながら説明をさせていただきます。特色別というのはプロデュース型、地域に根ざした文化事業、国際文化事業、そういう事業が客も良く入るのですが、これも事例を参考にさせてもらってご説明をさせていただきたいと思います。地域の特色についても、ほとんどがプロの人を呼んで市民に見せるということで終わってます。そうではなくてアマチュアを育てていかなあかん、アマチュアを育てるのも大変難しいのですが、特に一つの団体だけを保護すると他の団体からもクレームがくる。これもどのように処理したら良いかという問題

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION