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管理と運営の両方をうまくマッチできるものにもっていきたい。出来るだけ使ってもらえるようなものというようなことも考慮に入れながら計画していきました。

メイシアターは3つのホールがございます。大ホールが1,400席、これは音楽を主目的にしましてオペラだとかミュージカル、バレエを主目的にしよう。中ホールが500席でございます。これは演劇能・狂言、落語等を主目的にしようと。小ホールは150席でこれは人形劇だとか、小さな演劇だとかを主目的にしようということで、市民のニーズに応ていくためにいろんなものが出来るという形にしました。市民から誰がメイシアター使うねん。大阪へ行けば立派なホールもありますし民間ホールもありますんで、そこで演劇だとか音楽を鑑賞した後食事をして帰って来れるというような、ものすごく文化的な都市があるのに何故メイシアターに行くんだと。

吹田の人口は今は34万人です。その当時は36万人まで行ってたんですが、実は34万人の市民を対象にせずに、70万人、要するに北大阪を対象とする広域的に考えて、それから大阪市内もまきこんでやっていきたいなということで考えておりました。実際には利用率が低いということで3つのホールを作りますと、30%だったら10%づつやないかというなこともございました。我々としては出来るだけ利用利を上げたいいうことで営業にも回りました。(今では、大、中、小ホールの平均が90%の利用率になっています。)

調べてみますと、自主文化事業をやっておられる所が利用率が高く、活性化されている、そして町おこしにもなっている。これは自主事業をしなければならないなと思いました。

それから、プロデュース論、コーディネーター論それから、アートマネージメント論が出てくるわけなんですが、その時に、メイシアターはテーゼが無いやないかと。要するにポリシーがない。何でもやろうという気持ちになっておりましたんで。どこの会館もオーケストラを主目的にしょう、クラシックを専門にしてやっていくんだというようなコンセプトを持つ必要があるんではないかというような話もございました。私共の方では、それだったらどうしたらいいんだろうかなということで、コンセプトを文化の百貨店でいこうということにしてまいりました。皆さんの会館の中でこれは自分とこの会館でどういうコンセプトを持つべきかという発想をされるのが一番いいんではないかなというふうに考えております。

それから自主事業に従事する中で、管理と運営について大塚さんから話があったんで蛇足になるかわかりませんが、ものすごく難しいですね。管理と運営は正反対のことです。管理が厳しくなると運営の方がおろそかになるわけです。会場を10時までしたら10時までしか貸さない。市民の財産ですので出来るだけ大事に使いたい。運営で夜貸してあげるかとなるとなかなか貸

 

 

 

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