われまして、その後平成3年に宝塚で音楽ホールシンポジウムを開いて音楽ホールネットワーク協議会を作ったわけです。その当時は15団体で作ったわけですが、今では全国60団体になりまして、全国ネットワーク協議会を結成していろいろな事業を展開して頂いております。例えば宝塚国際室内合唱コンクールのコンクールに参加した外国の団体これは出演料無料です。コンクールですから観光ビザで入って来る訳ですから、商売が出来ないわけです。ノーギャラで回していくというようなネットワークをやったり、この前ちょうどご存じのとおりルイジカルティアという盲目のピアニストの全国十数箇所のコンサートを直接やらせていただくということもやっているわけです。
ネットワークは本当にうまくいけばいいんですが大変難しい問題があります。私はその事務局長をさせていただいておりまして、それもいろいろな方々のお話を聞いた中でネットワークの問題点の難しさはあるということを認識させていただいております。が、ネットワークすることによっていろいろなメリットもあるということで、何とか皆様方とも手をつないでやっていくことが大切ではないかという気がいたします。
最後に、文化行政は前々からも言われておりますとおり行政の理解がなければなりません。行政が又は首長が議会が文化行政に理解をしていただかなければ、私達の仕事マネージメントの仕事がなかなか進んでいかないと思います。また、民間の方々の協力をいただきながらやっていかなければなりません。又、この仕事にずっとたずさわろうという気持ちでやっていくことが大事ではないかなという気がします。最近有名な作曲家や演奏者がホールの館長になってらっしゃるところも出てまいりました。負けずに私共公務員といいますか専門でないものが地域と共に行政マンがやっていけるということも立証していきたいと思います。
この音楽活動に共通に言えることは、大変難しい面をかかえながら一つ一つの事業の成果を恐れずに地道な公営的な事業を行ないながら市民の理解と、そして参加を得ながら、常に経営感覚をもってこの事業にあたっていきたいということです。
どうもありがとうございました。
司会 大塚先生ありがとうございました。ここで少し休憩いたします。
次の講義は、10時47分から始めますので、おくれないようご着席お願いします。