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いうことでございますね。

童歌にしてもそれぞれその土地のことをうたったりしてると、いうようなことで、伝統音楽の一つとして民俗音楽の分類に入るのがこの三つ目の括りということになるわけでございます。伝統音楽にしても一番目と二番目、これなかなか今の時代、我々が耳にすることができないという事態があるわけでございますが、もう少し日常的に聴けるようにならないかなというような感じを私は個人的には持っております。

その次は、それ以外の日本音楽となっております。それ以外の日本音楽。こういう形でここに入れていいかどうかというような問題なんですけども、これは私の独断で入れてしまったんです。要は五線譜を使って、また、おたまじゃくしを使っているという点では、これは西洋音楽の約束ごとを使って作曲されておる音楽なんですけども、これは両方とも歌ですけども、その精神とかスタイルとかそういうものは日本の伝統音楽を多分に引きずってきている。そういう点で日本独自の音楽として成立してきていると、いう部門なんですが、それは演歌であり、さらに歌謡曲である。日本独自のものというのは逆に外国に行っても外国にいる日本人以外の方にはなかなか受入れられない。やはりこれは日本の音楽なんだなというような感じがありますので、ここに入れさせていただいたわけでございます。

大体そういうように日本の音楽がわれわれを取り巻いているというふうに考えていいのではないかと思います。

次が外国の音楽ですけども、私としましては二つの大きな括りに分けてみました。すなわちポピュラー音楽とクラシック音楽ですね。ポピュラー音楽はどういう音楽かと、一口でいうのはなかなか難しいんですけれども、ポピュラーというのはもともと流行しているとか、或いは人気があるとかですね、そういう意味の言葉なんです。音楽の面でポピュラー音楽と言った場合は、ほぼアメリカで生まれ育って、全世界に伝播していった民衆音楽というような定義がされている場合がございます。確かにそういう面は持ってはおるわけでございます。これもいろんなジャンルがございまして、これをいちいち挙げていくというのも大変な仕事なんですけども、やはりここにあげたものが代表的なものかなと思います。黒人の音楽から発して白人を巻き込んで全世界に広がっていったジャズとかですね。それから、シャンソン。これはご承知にのようにフランス語のポピュラーソングということになっておりますが、これを申し上げるんだったら、イタリーのカンツォーネというのを落としちゃいけないでしょう。あと、なんていいますか、民族的な発生をしたというところから言いますと、アルゼンチンにおけるタンゴとかですね、ここに書いてございませんが、ハワイのハワイアン音楽と。それから中南米のラテ

 

 

 

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