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(注1)「実績(成績)評定」とは、職員が評定期間中に行った職務の「結結」に重点をおいた評定である。

(注2)「能力評定」とは、職員が保有する知識、熟練などの能力の程度を評定するものである。

(注3)「執務態度・意欲(情意)評定」とは、職員の執務態度、仕事への意欲等職務の結果が生み出されるまでの「過程」に重点をおいた評定である。

 

?@上記要素を加味して実施   ・・・149(96.1%)

?A上記要素とは別の要素を加味して実施   ・・・0( 0.0%)

(具体的に   )

?Bその他(  )   ・・・6( 3.9%)

 

勤務評定を実施している155団体のうち、「上記要素を加味して実施」と回答している団体は、149団体(96.1%)と最も多く、団体区分別にみても、すべての団体が同様な回答をしている。「上記の要素とは別の要素を加味して実施」と回答した団体は皆無であった。

 

3  評定項目には、人材育成・能力開発を推進する観点で設定された項目がありますか。

(例:現職に対する特性、自己啓発の取り組みなど)

?@ある(具体的に )   ・・・ 66(42.6%)

?Aない   ・・・ 89(57.4%)

 

勤務評定を実施している155団体のうち、「ない」と回答している団体は、89団体(57.4%)となっている。団体区分別でみると、20万人以上の市の32団体(61.5%)、10万人程度の市の23団体(79.3%)、特別区の10団体(55.6%)、町村の10団体(66.7%)が「ない」と回答している。

また「ある」と回答している団体は都道府県と指定都市で高くなっており、6割以上の団体が設定した項目があると回答している。

「ある」と回答している団体の具体的内容は、「現職及び現職以外の適性」「自己啓発への取り組み」「部下に対する統率力」等がある。

 

4 勤務評定における評定方法はどうなっていますか。

?@絶対評価   ・・・ 74(47.7%)

?A相対評価   ・・・ 28(18.1%)

?B絶対、相対両評価の併用   ・・・ 52(33.5%)

(具体的に )

?Cその他(  )   ・・・1( 0.6%)

 

勤務評定を実施している155団体のうち、「絶対評価」と回答している団体は、741団体(4.7%)となっており、団体区分別でみると、20万人以上の市の34団体(65.4%)、10万人程度の市の19同体(65.5%)が「絶対評価」と回答している。

また「絶対、相対両評価の併用」と回答している団体は、52団体(33.5%)となっており、都道府県が15団体(46.9%)、政令指定都市6団体(66.7%)、特別区16団体(88.9%)である。「絶対、相対両評価の併用」している場合の具体的内容としては「各評定項目は絶対評価、総合評価は相対評価」といった回答がある。

なお、町村では「相対評価」と回答した団体が8団体(53.3%)で最も多い。

 

 

 

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