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三輪:はい、そうですね。そういう形ですね。北区の場合どうでしょうか。

 

澤田:北区の場合には、若干こちらの市民研究員とは違うんですが、リサイクルをやられる方をリサイクラーという言い方をしているんですが、北区リサイクラー会議というのを毎年公募します。それは行政が行います。応募をされる時に自分はどういう活動をしたいか、どういう仲間作りをしたいか、どういうことに興味をもっているか等、実践をしていくことが条件の、研究でもなんでもいいんですが、そういうことを条件に1,000字程度のアピールを書いてもらいます。その年によって違うんですが、平成4年から毎年続けておりまして、大体40人から50人の応募があります。そうすると、その中で自分はどういうことをやって行きたいのかグループ分けがそのリサイクラー会議の時に出来まして、それで1年間だけ私どもの方では講師をつけたり、その興味に従って、その人たちがどういうふうな形で活動を進められるかっていう研修をやっております。但し1年を過ぎますと、北区リサイクラー活動機構というリサイクル活動を進めていくための任意の団体を結成しておりますが、それは当然自分で会費を収めてやっていく、北区リサイクラー活動機構リラという団体がありまして、そこに自分たちの活動を継続していくならば、加入しながら団体で入ったり、個人で入ったりっていう形で行います。個人で入る方はたいがいリサイクラー活動機構のなかで活動がある場合には、自分もこういう視点であくまでもやりたいという人なんですね。やりたいということが条件っていったらおかしいんですが、頼まれてやるとかっていう話ではなくて、あくまでも民間ですから。リサイクラー活動機構の方々にやっていただいているのは、行政としては、活動する場としてやらせていただいたのが、今日、「かわら版」を配らせていただきましたけれど、現在富士見橋エコー広場館というのと滝野川西エコー広場館と北ノ台エコー広場館、この3館で、主に活動の方たちは活動している。当然この広場館でない所で活動するのは自由ですし、リサイクラー活動機構の中にありながら、いろいろな所で異業種交流会をやっていって、紙墨を開発していくとか、そんな活動をしたり、そんな話になってきております。

 

三輪:千里リサイクルプラザの場合は、市民研究員になりますと、研究活動が中心で、研究活動を通じて力量をつけていかれたら、講師として派遣される方もおられますし、あるいは地域に戻って、いろいろな組織のリーダー的な役割を担われたりする方がおられたり、少し差があるようですね。

 

藤本:メンバーはボランティアですか

 

三輪:はい、全くのボランティアになります。ほかにいかがでしょうか、ご質問、ご意見等ございましたら。

 

坂手:北区リサイクラー活動機構のかわら版、すごく素晴らしいんですけれども、民間の活動とおっしゃいましたが、企画等全部この方々がされるわけですか。行政はどのようなポジションで、ぜんぜんタッチされていないのですか。

 

澤田:行政は、この建物を作るお金を用意させていただいています。ただし、場所もどういう場所でどういう活動をしたいかという思いでやっていただきながら作らせていただいたんですが、基本的には光熱水費を払っています。実は基本的に3館で1,500万円ぐらいの委託料をお支払いしております。行政側の事業としてやりたいものを一緒にやっていただいてるようなところもございまして、リサイクル活動の、エコー広場館の管理運営費です。そういう形で1,500万円お支払いしております。そのなかには、それぞれ管理されたり事務局を持ったりしている所もあったりしますから、それをどういうふうに使うかは全部自主管理運営

 

 

 

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