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助言者:千里リサイクルプラザ/研究所長

末石冨太郎

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今のお話の中で出てきた、行政と我々住民と仲よくするか、ケンカをするかということですが、最初はケンカだな(会場笑い)。

本さんの言われた『アイデアを出し、力を出し、発信を出し……』ですが、力量はつきつめていうと市民のほうが高いと私は思っております。行政の方、申しわけありません。行政は制度に守られているから、強く見えるだけのことです。そういう関係をとらえてください。

それから、対企業ということは、今、日本の社会の中で一番大変です。株主さえだまされているというくらい大変です。若者が……。ということがありましたね。若者にこの種のことを伝えていかないと、日本はだめになってしまうから、興味本位で学生がきているかどうかです。

 

久保田:それでは、参加者の皆さんに4グループに分かれていただいて、ワークショップを始めます。

このセッションを企画しました千里リサイクルプラザの市民研究員と工房指導員がグループの司会進行を務めます。パネリストの皆さんも分かれてグループにお入りください。

 

4グループに分かれてワークショップ

 

久保田:時間も迫ってきましたので、グループの話し合いを終えていただき、各グループの発表を司会者よりお願いします。

 

☆第1グループ

中之島洋二

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東京で活躍されている竹腰先生に聞きたかったのですが、「東京都のごみ袋の記名式はどうなったのか」。私は、ごみ袋の記名式には問題があって「本当にいいのかな・・・」と思っております。しかし、このワークショップでの発言者から、いまだに実行しようとしている都市・自治体があるという現実を聞いて、「どうなっているのかな・・・」と大いに疑問に思っております。

このワークショップでは、クエスチョン・マークとしておきます。

ごみの収集方法の分別方式が各都市・自治体によって違うという発言がありましたが、私も同感です。私は、以前、吹田市におりましたが、現在は大阪市内におります。大阪市は最近やっと、分別収集方式に力を入れ始めました。最近まで何もかも一緒に出せるようになっていました。こういう問題は、各市・各自治体の行政上の判断に任せるのではなく、政府レベル・大局的見地で基準を決めてやったほうがいいんじゃないかと思います。最近の日本文化の都市地域格差はほとんどありません。せっかく、吹田市でいい習慣を身につけておきながら、違う都市・自治体に行くと別の方式でしなければならないのは、せっかく自然体になっている「ごみ問題・文化意識」に逆行を強要する原因となっていると思います。

私も、市民研究員の一人ですが、「市民参加のボランティアの問題」、「ボランティア人員を確保する問題」などについて発言があった方に突っ込みたかったのですが、時間がありませんでした。「どうしたら市民参加の意識を高め、ボランティアの参加人員を増員・確保できるか?」

などの3点をこの第1グループのまとめとします。

 

竹腰:市民参加とは、私たちのところでは「住民活動の行政参加だ」と思っています。それから、行政は『啓発』という言葉を使われるけど、それはいやだな・・・と、「啓発をされたくない」と思っています。

それから、委託金のことですが。私どもは年1,200万円で、月100万円です。これで、60人のスタッフがやっているのです。これでは、とても

 

 

 

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