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熱帯環境植物館というのがあります。そこと2つの駅とをうちのセンターを中心にまわっている。道路運送法というのがあって、いろいろクリアしなければいけないが、一応役所が特定の人を運ぶには許可は要らないんですね。そうした事を陸運局に確認しながらやってます。

 

井上:これから造ろうと思ってられるところだということですが、米村さんの方から何かサジェスチョンをお願いします。

 

米村:先ほども申し上げましたように、どういう性格の施設にするかということですね。中心街に造るものも、巨大なものを中心街に造る方式でやるのか、コンビニ型というような発想に立てば、そもそも建物を建てる必要があるのかというところから考えて、名古屋市は、今は若干成績は振るわないような数字に思いますが、非常に面白いと思っているのは、例えば民間のオフィスビルを借りたり、もっといえば戸建ての空き家になってるところを借りたりすれば、庭でコンポストの実験だってできるのですから、そういう既存の建物を上手く利用しながら、地域に合ったいろんな活動をしていくような展開をするというのも一つ手なんですね。

できるだけ沢山の人に、生活のレベルからいろいろ考えてもらおうということを、本気で考えるんだったら、むしろコンビニ型で、きめ細かいことをずっとやっていくほうが効果があるだろう。だけど、先ほどの板橋のように、規模の効果で情報が集積したり、大企業にスポンサーになってもらって金を取ったり、設備を寄付してもらったりというようなことを考えようとすると、ある程度の規模のある所でないとなかなかそういう事はできないということで、どういうポリシーでそのエコプラザとかリサイクルプラザを造ろうとしているのかということによって、使い分けるというか、造り分ける必要があるというふうに考えます。

 

井上:この吹田にリサイクルプラザを造る時から私も関わったのですが、例えば工房を中核的なモデルにして、吹田市全域にこれを真似したような、先ほど言われたようなコンビニ型というか空き家を借りたり、そんなふうに工房が全市に広がっていけばいいなあというような考えを後ろに持ってるんですけど、現実はなかなか進んでません。そんな発想とか、市民研究員制度もですね、そういう方々が1年あるいは2年で交替していって、吹田市に何万とそういう体験者が生まれればいいなあという発想があるにはあるんですけどね、そういう方向に向かって努力していることはあります。

ところで、市民参加という立場で、市民研究員の我々のグループなんですけれども、杉山さん参加していただきまして、こういうプラザをどんなふうに自分なりにとらえて、感想を持っておられるか披露してもらえませんか。

 

杉山:たまたまミニ四駆に携わった中の一人なんですけれども、市民研究員120人いるんですがその中の五つのグループの中の一つのグループとして、このイベントを盛り上げるためのイベント環境情報グループなんです。ですから単純に言うと120人のうちの5分の1が一つのグループになるわけですが、特に環境問題も大切なんですけども、せっかくこういう施設がありますので、イベントを定期的に開いておりまして、そのイベントを盛り上げるためにどうしたらいいかというのが課題になっています。

どこの地域でも同じ問題があるようですけど、イベントのときにフリーマーケット、それから不用品の交換、あげます・もらいますコーナーとか、そういった類のものが、非常に人気があります。

ただし、固定化しがちなんですね。先ほどもおっしゃってたように、プロみたいな人が来てがさっと両手に抱えて行くという傾向になりがちなんです。ということは、来るお客さんが特定の人に固まりがちだということです。それじゃイベントとしての目的が十分達せられないんじゃないか。フリーマーケットに来ていただくこともリサイクルに貢献しますので大事なことなんですが、いつも

 

 

 

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