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学んで、住み良い地域作りに少しでも役立てるような長浜市消費学習研究会でありたいと思っております。

 

綱島:皆さん、同じようなところをしっかり述べておられまして、共通し、同感するようなところがありましたが、とりあえずイベント情報・環境発信といたしましては、今後子供たちに環境意識を高める方向付けにしっかり目をすえて、いかにイベントを方向付けていくかという目的を持って、市民研究員に働きかけていきたいと思っております。時間もございませんので、先ほど紹介しました自主制作のビデオをご覧になって楽しんでいただきたいと思います。

 

井上:ちょっと補足させていただきますが、リサイクルイベントということでここの広場でいろいろやってるんですけれども、毎回同じ様なパターンが大体進行していくわけなんですね。そういう中で市民の方に「ハッ」と思っていただくとか、「アレッ」と発見をしていただくとか、そういう形でイベントを活性化していきたいという願いを持ってるわけです。だから子供たちにそれが環境やリサイクルとかにつながっていくような形で「ハッ」とさせる。そういうような試みを何かできないかなあと、いろんな試みをこの市民研究員の方に考えていただいたそのうちの一つなんですね。網島さんやここにおられる市民研究員の方がやったこの記録、それを一つご覧いただきます。《ビデオ開始〜終了》

 

助言者:多摩大学総合研究所客員主任研究員

米村洋一

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現状とそれぞれのリサイクルプラザの内容をお聞きしまして、それぞれ個性ある取り組みをされていることに感心をし、あまりにもいろいろな例が多かったので、ちょっと数字で整理したものを応急で作ってみました。それをしながらお話ししたいと思います。

実は発表している間に、こういう数字を作ってみたのです。今日は名古屋、板橋、仙台、大きい順に並べていきますと、吹田、長浜というふうになりますね。何をやろうかというと、それぞれのリサイクルプラザの内容を、数字でちょっと調べてみます。それぞれの人口は、名古屋市が215万人、板橋区50万人、仙台市99万人、吹田市34万人、長浜市6万人。実はこれからは皆さんの資料の中に無い情報ですが、年間いったい施設入場者数ほどのくらいかを書いてみます。名古屋市が7,000人。ただ名古屋市は別の条件がいろいろありますので、これについては後でコメントさせていただきます。板橋区20万人、仙台市14万人、長浜市はよく分かりません。これは活動が施設に入れてなんとかというのでない活動をやっておられるので、年間入場者というと困るということで、これはブランクで、吹田市は35,000人、これを入口で割ると、名古屋0.3%、板橋40%、仙台14.1%、吹田10.3%です。

ところで、職員はそれぞれ何人いるかとお伺いしましたら、まず、常勤の職員、大体行政から派遣されている人がほとんどですけれども、5人、15人、5人、10人、2人それから非常勤とか嘱託とかそういう方がおられますので、その方々を加えますと、3人、5人、4人、…。吹田市は特殊で、工房の指導員、これを嘱託的なスタッフとして考えると、それが37人、それ以外に、ボランティアで手伝ってる方々をスタッフとみると、名古屋0人、板橋35人、仙台0人、長浜が10人ぐらいです。吹田市は市民研究員というのがスタッフであると考えると120人、こういう感じで仕事をしている。まだ聞いていなかったのですが、これプラス事業費というのがありまして、これで大体事業体としてはどの程度やっているかが分かる。年間事業費は名古屋市4,500万円。板橋さんは相当かかってますね、3億円。仙台市さんは、3,000万円。吹田市は大体5,000万円。長浜は分からないでしょう。市民活動としてやっている部分が非常に多いので、行政的にいうと大してかかってない。

 

 

 

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