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見学に出ています。そして最後に、ワークショップをしてそれらをまとめるという4つの構成からなっています。大体、1か月でワンサイクルですので、1か月ごとに募集もしますが、年間を通して受講される方もいます。

●東京都の最終処分場の見学です。子供のほうも第4土曜日をフルに1日使ってこれも毎月ごとにテーマを設けてやっています。

●子供環境教室。自主的な活動の子供エコクラブとまた別で、これは入門編で私どもが主催してやっています。近くの汚染された池の水を採って来て、実験室での水質検査です。センターで活動するだけじゃなく、このようにこれは夏休み1泊で、山の冒険塾ということで、これは渓流なんですけれど、そこの石をひっくり返していろんな動物がいるとか、また山の中に入って行って植物を調べてくる。そういうことをやっています。

●コテージの中で、子供たちがまとめをしているところです。

●インターネットで地域の環境を測定してそのデータをアメリカのNASAに送ってます。これは、グロープログラムという講座で、世界の子供たちが参加しています。

●たまたま、エコポリスセンターの運営協議会の委員をやっています幸田シャーミンさんがみえたところで、幸田さんはうちの環境審議会委員で、環境に関してのジャーナリストで活動中ですけれど、板橋区民なんです。

●センターの中でテレビ中継をしたところです。これは北野大先生で、この方も環境が専門で、エコポリスセンターの運営協議会の委員をやっておられます。

●皆さんのお手元に、環境家計簿をお配りしてますが、これはですね、平成4年から毎年3,000部程度、普及・啓発に使っています。例えば、地球温暖化防止といいましても、その主たる原因が二酸化炭素排出、家庭で純粋に使っている部分が、2割に満たないといわれますが、家庭の生活から誘因されていく、消費行動から誘引されていく分を足していくと約半分になると環境庁も言っています。純粋に事業系ではむしろ横ばいないし若干減っていますが、全体に押し上げているのは我々の消費行動です。生活そのものに、起因するものが多い。そういった意味で、やはり我々一人ひとりがライフスタイルを改革しなければいけないということで、誰でも入門、誰でもが付けやすい形に工夫されています。そういう意味で、マニアックなものでなく誰でも付けられる。それがねらいで3週間で完結する形になっています。その前後で点数が付けられるようになっており、3週間経つと、必ずライフスタイルが向上するんです。モニターでどの世代でも、20・30・40・50・60代、全部検証しましたが全部点数が上がりました。環境庁版のはかなりマニアックで、あれはあれで国が取り組んだので意義があり良かったと思います。

環境家計簿の一番後ろに、二酸化炭素の排出量が計算できるように表を作っておきましたけれど、最近流行のウインドウズ95とか、3.1などのパソコンをお持ちの方は、簡単に家庭から排出される二酸化炭素の排出量が分かるようにソフトを開発しました。これは、私どもの自前で、職員が作ったものです。職員が自分の家庭の分を入力したもので、これは最初に付け始め、1年目のデータです。実は1年間分というのは、電気、ガス、水道等は改めて資料をくれるはずなんです。必ず残ってまして、昨年分ぐらいは、データを提供してくれるはずです。

●とりあえず、これが最初の年の分です。1月の排出量。電気・ガス・灯油・水道・ガソリン。廃棄物が入っていないのは理由があるんですけれども、基本的にリサイクルに熱心に取り組んでいたら、限りなく廃棄物の方も二酸化炭素排出量はゼロに近付くのです。今回のCOP3に向けて明確に区分されたのは、バイオマスのエネルギーは二酸化炭素排出量に入りません。極端に言いますと、生ごみとか紙を燃やした場合、二酸化炭素排出量のカウントにならない。基本的にごみは出さない、リサイクルしようという運動で、ごみをいちいち計って計算するのは大変面倒ですから、なるべく象徴的な物でということです。次のページをめくると

 

 

 

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