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暮らしの見直しや、使い捨て、また文化の反省を求めて発足したわけです。

最初は食品添加物の問題、無農薬野菜の販売、合成洗剤の追放を呼びかけ学習を進めてきました。また、昭和48年秋のオイルショックによる物不足は、私たちの経済を根底から覆し、省エネルギー・省資源がやかましく叫ばれ、生活用品の買いだめ防止、またごみ問題にも取り組み、資源・ごみ分別収集の推進を実施しました。琵琶湖の環境保全のため、昭和53年、県民挙げて石けん使用運動を実施したり、また空き缶公害追放運動、ごみの減量作戦などに取り組んできました。

私たちの会では、エコハウスを拠点として、牛乳パックの回収や空き缶回収、また省資源・リサイクル活動などの体験を通して、互いに情報提供や学習をしております。発足してから26年間続いておりますのも、初代会長が、当時苦労をしながら時代を先取りした新しい感覚で私たちを指導してくださり、また婦人会のご理解・ご協力のお陰で会員数も増え、現在の消費学習研究会が成り立っていると思います。

最近の環境問題も、地球の温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨などと地球環境も悪化をたどっています。この原因を作ったのは我々人間であり、今後、一人でも多く環境問題に関心を持っていただき、消費生活の原点である、ものを大切にする心で、気持ちを一つにしてリサイクル社会を目指し、地道な活動を続けていきたいと思っています。

牛乳パック回収は、消費学習会では森林保護と環境保全、資源のリサイクルなどの観点から、平成2年度から“牛乳パックを緑に変えましょう”をスローガンに回収をしています。最初は婦人会の方々が公民館へ集めてくださり、会員の皆さんやその知り合いの方を通じて市役所や農協の倉庫を借りてストックしておきました。当時の諸先輩の役員の方々の努力や実績が実り、行政にエコハウスを建ててもらったことがきっかけとなり、市民の意識も高まり、各小学校。公民館。大型量販店などにお願いして、またパン屋さんや学校給食センターへお願いし、牛乳パック回収ボックスを置いていただけるようになりました。現在では、偶数月に会員と行政職員とで回収に回り、牛乳パックはエコハウスのストックヤードで一時保管し、会員が月々整理し、約4トンぐらいになれば業者に引き渡しています。業者引き取り金を元に、毎年苗木を植樹しています。このような活動を通じて再生紙のティッシュペーパー及びトイレットペーパーなどのリサイクル商品の使用・普及や、省資源の啓発も同時に努めています。問題点としては、回収業者が遠方につき運送代が引き取り金額の2分の1を占めてますので、再生品は高いし、イメージが悪いため、スーパーなどではなかなか買っていただけないということです。

?B空き缶回収:一般家庭から出る資源ごみとして1市9町の共同施設で収集していましたが、平成2年度不燃ごみ焼却施設、クリーン・プラントが新設されました。この施設は、不燃物の中の空き缶は、資源として分別できるようになっていますが、私たちの手元で少しでも分別することで、環境美化・資源のリサイクル・ごみの減量化を住民の皆さんに啓発するとともに、施設のエネルギーに役立っていると思っています。現在では、婦人団体と共同で回収し、回収業者に引き取っていただいています。

今、私たちがエコハウスを拠点とした活動としましては、それ以外に、

1. 牛乳パックの回収と、再生紙の引き取り・保管・販売。

2. 牛乳パックの紙すき講習。夏休みに、親子ではがき作りを体験してもらいました。また省資源・リサイクルについての学習もしました。

3. 石けんなど環境に優しい商品のあっ旋・販売。

4. 粗大ごみとして出された商品の使用可能、また修理の必要な品物の修理・保管をしています。

5. フリーマーケットの開催。

6. リフォーム教室の開催。リフォーム・ファッションショーに出演しています。ワープロ教室を開催。

7. 商品テスト。風味・うまみ量の検査。

8. 夏休み親子学習会。糖分テストを行い、

 

 

 

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