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を開始しました。環境家計簿運動は、平成3年にモニターを開始して、平成4年1月から継続してやっています。

そういった背景を踏まえて平成5年には「エコポリス環境都市宣言」を行いました。お手元に一枚の紙でお配りしています。「エコポリス」の語源は、ヨーロッパではかなり使われているようです。英語ではエコシティーとなるわけですが、エコロジーのエコとポリスはギリシャ語でこれを付けた造語です。日本の自治体で初めて板橋区が使ったのではないかと思います。“環境と共生する都市エコポリス”を目指していることを宣言しました。これは議会の同意も得て議決によって宣言したもので、その行動プログラムとして「アジェンダ21いたばし」を作成しました。区民と企業と行政が連携しながら地域から地球環境まで改善していこうという行動指針が出ています。この前に、国の環境基本法に先駆けまして環境管理計画がありました。今までこれに基づいて、各種事業を行政の一つの取り組みとして展開してきましたが、さらに来年度は環境基本計画、その翌年度には環境基本条例を策定する予定で準備に入っています。「アジェンダ21いたばし」に書かれていますが、環境学習・啓発の拠点が必要であるということ、ここを中心にやっていこうということで、平成7年4月1日にオープンしました。

ガイドブックがあります。こちらに施設の概要、取り組んでいる事業が書かれています。全部紹介しますと時間がかかりますので、最初に建物の概要を簡単に説明いたします。地上3階、地下1階で、延べ床面積が3,700平方メートルあります。屋上から地下2階まで全て活用できるようになっています。屋上には太陽光発電、太陽熱温水器を設置、屋上とそれぞれのベランダに雨水を取り、地下2階の100トンの雨水槽に溜めまして、トイレの水や植栽の散水に使用しています。3階にはいろいろな講座に使う環境実験室、またインターネットのシステム室、事務室など、2階には教室があり、環境学習室、1階には環境関係の雑誌やビデオを無料で貸し出しする環境情報資料室、また初めて来館した方が簡単にセンターの内容が分かるような展示、また板橋区全部を網羅した地図情報があります。地下1階は、メインステージになりますが、“リサイクルサロンまえの”、いわゆる常設のフリーマーケットで、家庭で要らなくなったものの交換市場になってます。リサイクル工房は、なべ・かま・まな板・包丁・かさなどを修理するところで、またリサイクルのいろいろな講座もここを使用しています。土曜日曜にあります。その他180〜200名入れる視聴覚ホール、またそこでは特別展示などもできるようになっています。地下2階には燃料電池の設置をしてあります。発電量は50キロワットで、これで年間の4割ぐらいを賄えます。熱をそのまま利用しますので、冬の暖房はほとんど燃料電池の排熱でできます。また後ほど事業内容の説明をさせていただきます。

 

パネリスト:仙台市リサイクルプラザ

神保美彦

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レジメを見ながらお話ししますが、あわせてリサイクルプラザの小さなパンフレットと、板橋さんは環境基本計画を今から作ろうということですが、仙台はできたものがありますので概要を持ってきました。仙台市は人口99万6,000人、あと少しで100万人。面積800平方キロですから、同じリサイクルプラザといっても、人口密度が全然違って、気候も違い、住んでる人も違うのですから、違って当り前なのに全国どこへ行っても同じようなのはなぜだろうと思うのですが、そういう私たちも、東京の北区・目黒・板橋などのまねをして造った経緯もあります。仙台市は山形市と接しており、県庁所在地どうしが接しています。この近くにもそうした県もあると思いますが、人口の割合に面積が広くて、熊や猿が出るところや、銀座のような生ごみが飛び散っているような繁華街から、太平洋まである。大変いろいろなものがある町で、手頃な人口でもあると思います。リサイクルについての特徴は、昭和59年、

 

 

 

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