(2) 取り扱わないものがある。
例:図書や衣類(量が大きすぎるため)・化粧品(品質が保証されない)・電化製品(PL法による安全の確認が困難なため)
2. 工房の概要
(1) メンバー構成
男性が殆どで、60歳以上・登録人数11名・出勤人数は4〜5名(修理3・回収と管理2)
(2) 家具が不要になる原因(商品点数比率)と引取の方法
引っ越しなど50%・改装などによる20%・家族構成の変動など20%・その他10%
再生可能かどうか点検して粗大ゴミの処分料金の半額で引き取る。
(3) 再生の方法
?@清掃して小さなキズを補修する。 60.0%
?Aキズを補修して塗装をする。 24.5%
?Bガラス戸など部品を補充する。 0.5%
?C蝶番や把手など部品の交換をする。 15.0%
3. 工房やショップの体験を通して感じること
?@ 若い世代でも電池の交換や電球の取り替えなど簡単な補修が出来ない、ラジカセや留守電の操作やセットが出来ない方が多い。
?A 便利な道具に人間が対応しきれない。
?B 自分に合った便利さをの範囲を知ることが必要。(ショップではバギーや電気製品は、取り扱いの仕方は原則として教えない・自分で操作できる方にのみ販売している)
4. 工房のこれからの役割
(1) ゴミ減量のための修理やさんだけで良いのだろうか。
(2) サッチャーさんも自ら自宅の補修をしていた。家具だけではなく市民が自分で簡単な補修ができる多面的な補修技術の指導システムが必要ではないか?
(3) 修理用品の部品や道具の地域内での販売店の情報提供なども必要では?