エコーのように広がれリサイクルの輪 …富士見橋エコー広場館
北区リサイクラー活動機構
竹腰里子
(代表)
1. 住民主体でリサイクルのシステムづくり
平成3年7月、一般公募による34人のメンバーで「第1次リサイクラー会強」が発足(1年任期再任なし、現在第7次)。区民や業者、地元産業界が、行政と共に北区のリサイクルシステムづくりに取り組む。
研修や実践を重ねながら、様々なリサイクルの手法を掘り起こし、編み出し、地域の特性を活かし、自分たちの生活に合わせたリサイクル活動を模索し、基本的な考え方をまとめていった。(北区エコーライフ宣言の素案となる)
2. 基本的な考え方
?@住民からの発想を主体にし、区民、企業、行政が連携、協力して進める
?A加点主義でいく。身近かなことから、出来ることから実践、積極的に行動する
?Bリサイクル活動は一人ひとりの生活ルネッサンスである
3. 理念やプランを行動におこし、地域に根づかせるには
?@住民が主体の資源回収システム
?Aリサイクル活動のネットワーク(北区リサイクラー活動機構)
?B住民のリサイクル活動拠点の整備(富士見橋エコー広場館 他2か所)
4. 北区リサイクラー活動機構結成(平成4年10月)
第1次リサイクラー会議が終了後、メンバーが中心となり、自主的な組織として、「北区リサイクラー活動機構」が発足、ネットワーク名を北区RERAとした。
個人、団体、企業から会費を持ち寄り、新たな共同体として、自分たちで策定した「北区エコーライフ宣言」の推進をしていく。
住民の活動拠点「エコー広場館」の管理、事業運営を北区より委託される。
担い手づくりや活動計画づくり等、行政と共に開設準備にたずさわる。
また環境問題に取り組む区内のボランティア団体とのネットワークをめざし、様々なイベントをおこす。
5. 住民が管理・事業運営する「富士見橋エコー広場館」
?@ライフスタイルを見直し、新しい視点で暮らしを再構築していく「エコーライフ」ステージ…誰もが、何時でも、気軽に参加し、交流し、多様な行動をおこしていく住民の活動拠点として平成6年1月開設
?A「リサイクラー活動機構」が管理運営・業務委託を受け、現在スタッフ60名で、毎日12名前後がそれぞれの事業を担当し、活動している