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してくれるように勧誘する手順を開発します。申請プロジェクトが受け付けられると、ネットワーク諮問委員会によって勧告された研究の優先順位に従って、科学的諮問委員会がそれらの価値を評価します。そして今度は科学的諮問委員会が、採用してもよいと判断した申請プロジェクトに助成の優先順位をつけて、ネットワーク諮問委員会へ勧告します。また科学的諮問委員会は、関連のある研究分野に関してプログラムディレクターに情報を提供し、それを基に優先順位を検討してネットワーク諮問委員会に対してプレゼンテーションを行うように助言します。科学的諮問委員会への任命に関しては、その仕組みも期間もネットワーク諮問委員会の場合と同様です。

 

3. プログラムディレクター

OSPR、石油業界、石油運搬業界、研究教育機関、野生生物リハビリテーション団体の間の調整役です。油汚染野生生物救護ネットワークの財務的支援を確保します。具体的な任務は以下のようなことです。法律改正の促進、予算計画の作成、財政上の責任を果たす、ネットワーク諮問委員会の予算関連の勧告内容を実施する。ネットワークが必要としているものを特定し優先順位をつける。関連のある研究に優先順位を付け、ネットワーク諮問委員会が検証、勧告をする際の基準としてもらう。

ネットワーク諮問委員会の勧告に基づいて、研究資金を助成する。助成されたプロジェクトの研究と技術開発の進み具合を監視する。油流出事故の際に得た経験とそこから学んだ教訓を生かし、将来の運営計画や研究目標の計画を立てる。油流出事故時のネットワークの起動、ネットワークが行う救護活動、事故時の活動、訓練と練習のマニュアルを作成する。施設などの建設に関して契約を結び、それを監督する。計画、設計の段階での相談もする。参加団体と契約を結びそれを管理する。リハビリテーション活動も含めた油に汚染された野生生物の救護の料金体系を標準化し、ネットワーク諮問委員会にそれを提出し、検証、勧告してもらう。ネットワークの運営をサポートするためにカリフォルニア大学デービス校が行う参加団体への装備の提供、訓練、必要物資の供給といった活動を監督する。野生生物ヘルスセンターのディレクターと獣医学部長との情報交換を行う。サンフランシスコの鳥類の施設のための敷地探しと開発を監督する。OSPRが当初運営していたプログラムを獣医学校が運営するプログラムに移行するのをコーディネートする。

 

4. 油汚染野生生物救護ネットワークの運営

法案1549(Sher)に従って、1998年7月1日からカリフォルニア州にある獣医学校が行う野生生物の健康とリハビリテーションに関するプログラムに最高1億5600万円が直接割り当てられます。その時点から油汚染野生生物救護ネットワークの全ての運営は、OSPRの室長の監督の下、カリフォルニア大学デービス校獣医学部の野生生物ヘルスセンターによって行われることになります。現在は油汚染野生生物救護ネットワークと野生生物ヘルスセンターの間に共同活動の契約があるので、ネットワークの最近の日々の活動の多くは、既にカリフォルニア大学デービス校で行われています。現在のプログラムディレクターと運営スタッフをそのまま残すことでこのプログラムを継続することが学部長の意向です。年間の割り当て金額は、ネットワーク本部とプログラムディレクターの予算の計画と、ネットワーク諮問委員会の推薦、OSPRの室長による財政要求の最終決定によって決まります。ネットワーク本部は日々の活動に加えて、カリフォルニア大学デービス校を通して請求書に関する事務も行います。それは、油流出事故の際にネットワークが立て替えた費用として事故原因者に提出される全ての請求書をまとめ、それを承認する作業です。この手続きによって、請求書の作成発送が簡素化でき、適切な料金が確実に請求され、また事故原因者がよく認識していない団体から油に汚染された野生生物の救護の費用を請求されることがないようにすることができます。

 

5. 参加団体

OSPRの室長が団体と契約を結んで野生生物の救護リハビリテーション施設を設立させたり、そうした団体がOSPRが発行した適切なガイダンス資料に沿った専門的手法で運営されることを可能にしている法律(8670.37.5.(b)および(d)条)があります。この法律を生かして、OSPRはカリフォルニアの野生生物救護を行う様々な団体が持っている多くの人材と資源を活用してきました。これらの組織や施設のメンバーである専門的に訓練さ

 

 

 

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