スタッフとボランティアの食事、必要物資の手配)。事故対応コーディネーターが直属の上司である。全体的な補佐担当者を監督する。
野生生物リハビリテーションスーパーバイザー
油の影響を受けた野生生物の救護全般に関して野生生物リハビリテーションマネージャーを補佐する。油に汚染された野生生物の取り扱いおよびリハビリテーションの経験がなくてはならない。油汚染野生生物救護ネットワークのスーパーバイザー訓練に参加したことがなくてはならない。1シフトにつき最高6人のボランテイアを統率する。油汚染野生生物救護ネットワークのスーパーバイザー訓練に参加したものの、リハビリテーションの経験と油に汚染された野生生物に関する幅広い経験の両方、またはそのいずれかの経験がない者は、そうした経験を得るまではボランティアとして位置づけられるべきである。6時間シフトの仕事を1週間に最低2回はできなくてはならない。野生生物リハビリテーションマネージャーが直属の上司である。もし野生生物リハビリテーションマネージャーが任命されていない場合は野生生物リハビリテーションコーディネーターが直属の上司となる。
登録動物看護士
油の被害を受けた野生生物の救護に関して、現場の獣医師と野生生物リハビリテーションコーディネーターを上司とし、その補佐をする有資格の動物看護士。油に汚染された野生生物のリハビリテーションと対応を理解している必要がある。
運営アシスタントまたは総合アシスタン卜
この2つの役職は、上記の全ての役職の人のそれぞれの任務の遂行を補佐することができる。運営アシスタントは、現場またはそれ以外の場所で膨大な一般的事務処理をこなす。電話対応、伝言、コピー、使い走りなどもその職務に含まれるであろう。総合アシスタントは、食料雑貨店、金物屋での買い物、必要物資やサンプル、人員などを空港まで送るといった職務の責任者である。
被害鳥回収作業アシスタントおよびボランティア
被害を受けた野生生物の被害鳥回収作業に関し、被害鳥回収作業スーパーバイザーを補佐する。野生生物の取り扱いとリハビリテーションの経験を持っていなければならない。被害鳥回収作業アシスタントは、6時間シフトの仕事を1週間に最低2回はできなくてはならない。健康と安全に関する教育訓練を受けていなければならない。被害鳥回収作業スーパーバイザーが直属の上司である。
ボランティア
ボランティアは無償の補佐役である。教育訓練プログラムに参加していないボランティアは、基礎オリエンテーションを受け、流出事故の際に現場安全管理官によって決められる一定時間の安全教育訓練を受けなくてはならない。ボランテイアは4時間シフトの仕事を1週間に最低2回はできなければならない。ボランティアは各自で交通手段を確保する責任がある。