野生生物リハビリテーションコーディネーター
流出事故の際に、動物の飼育、洗浄、すすぎ、栄養摂取および救護活動全体をコーディネートし監督する。事故対応コーディネーターが直属の上司である。野生生物の救護とリハビリテーションの手順に従って、現場の獣医師と緊密に連携をとりながら作業する。野生生物リハビリテーションマネージャーとスーパーバイザー達を監督する。油に汚染された野生生物の救護、リハビリテーション、対応に関して幅広い経験と知識、理解を持っていなければならない。油流出と危機管理の経験があり、また健康と安全に関する教育訓練を受けていなくてはならない。
運営コーディネーター
流出事故対応に関する現場での、または現場以外での財務および運営上の問題をコーディネートする。特別な記録作成、毎日の日誌やレポートの作成、毎日の出費計算、さらに必要な場合はボランティアのコーディネートを補佐する。事故対応にかかった費用をまとめ、それらが正確かをチェックし、必要であれば必要物資を調達する。また、必要であれば物流の補佐もする。事務所を運営管理し、全てのコーディネーターに必要な人員を提供する。通常はネットワークディレクターと事故対応コーディネーター、またはそのいずれかが直属の上司である。油流出事故対応と野生生物のリハビリテーションについての知識を持っていなければならない。
被害鳥回収作業スーパーバイザー
被害鳥回収作業プログラムで被害鳥回収作業コーデイネーターを補佐する。被害鳥回収作業ボランティアを監督する。油に汚染された野生生物に関して、その探索と収容の経験があり、かつリハビリテーションと対応についての知識と理解がなければならない。危機管理の経験を持っていなければならない。被害鳥回収作業コーデイネーターが直属の上司である。健康と安全に関する教育訓練を受けていなくてはならない。
野生生物リハビリテーションマネージャー
流出事故の際の動物の飼育、洗浄、すすぎ、栄養摂取および動物の全体の救護に関して、リハビリテーションコーディネーターを補佐する。野生生物の救護とリハビリテーションの手順に従って現場の獣医師と一緒に活動する。野生生物リハビリテーションスーパーバイザーとボランティアを監督する。油に汚染された野生動物の救護、リハビリテーション、対応に関する経験と知識、理解を持っていなくてはならない。危機管理の経験と最低限の健康と安全に関する教育訓練を受けていなければならない。野生生物リハビリテーションマネージャーと野生生物リハビリテーションコーディネーターの両方が存在する場合は、野生生物リハビリテーションコーディネーターが直属の上司となる。
ボランティア・物流コーディネーター
毎日ボランティアを組織化してそのスケジュールを組む。オリエンテーションと安全に関する教育訓練を必要に応じて計画し、それを実施する。ボランティアに関する問題とトラブルを処理し、それを事故対応コーディネーターに報告する。スタッフが必要とする物流に関する諸件を処理する(例えば、旅行の手配、レンタカー、ホテル、鳥の輸送、
