AFV普及のための州による補助金制度はない。
いくつかの公益会社が、事例に応じて補助を実施するなど、代替燃料の利用を支援している。
ミシガン州
AFVに対する補助金制度はない。しかしながら、AFVや充填施設を対象とした税制上の優遇措置に関する法律が検討段階にある。いくつかの公益会社が補助を行っており、例えばコンシューマーズ・パワーはバィフューエル車には300ドル、AFVには500ドルを、サウスイースタンミシガン・ガス・エンタープライゼズは500ドルをそれぞれ補助している。
ミネソタ州
エタノールの生産に対しては州から補助金が出るが、AFVについての補助金制度はない。複数の天然ガス事業者が、天然ガス自動車(NGV)の購入またはNGVへの改造に補助金を出している。ミネガスコ、ノーザン・ステーツ・パワーやその他のガス事業者は、250ドル〜1000ドルの補助を行っている。
ミシシッピ州
AFVに対する条例や補助金制度はないが、州のエネルギー計画のなかに、政策的な含蓄がある。ミシシッピ・バリー・ガスは、場合に応じて天然ガス自動車に補助金を拠出している。
ミズーリ州
現在のところ、エタノール対し補助が出るが、これ以外にAFVに関する補助金制度はない。
モンタナ州
AFVを対象とした50%の所得税控除がある。この控除は、AFVへの改造費用として利用できる。改造の場合、車両総重量が10,000lbs以下であれば最高500ドル、車両総重量がそれ以上であれば最高1000ドルの補助を受けられる。いくつかの公益会社は、天然ガス自動車に対する補助を行っている。
ネブラスカ州
州は、フリートのAFVへの改造やAFVの購入費用、充填所の設置について、コストの低い、またはコストが全くかからない融資を提供している。
メトロポリタン・ユーティリティーズ・ディストリビューションは、圧縮天然ガス自動車(CNG)への改造およびメーカーが製造したCNG車の購入に対して、500ドルの補助を行っている。