および熱の生産
-潤滑油、洗剤分子(detergent molecule)、バイオポリマーおよびバイオプラスチック等の《エコ製品》の開発
1994年以降、AGRICEは経済界からの2500万フラン(350万ECU)の拠出を含む公的基金から4000万フラン(600万ECU)の年間予算を運営している。
4.2. 環境への影響を緩和しつつ、薬種メチルエステルの生産コストを3フラン/リッターから2フラン/リッターへ削減することを目的としたプロジェク卜
菜種の遺伝子による改良
INRA(農業の研究に関する国立研究所)およびSERASEM(油脂の種の育成)の主導によるこのプロジェクトは、高い生産性品質を持つ、混成種の選別を目的としている。このような、遺伝子による選別はエステル生産のための原料コスト(0.30フラン/リッター)の削減を可能とし、収穫を20%まで増加させるだろう。
この選別はまた殺虫剤の投入を制限したり、産業界の要求する油脂成分に適応するために、寄生虫に対する抵抗力を強める効果がある。
環境への影響の緩和
INRAおよびCETIOM(油脂生産者専門家協会)が主導するとのプロジェクトは、収穫技術に関する環境に安全な取扱いを定義することを目的とし、以下の事項を含む:
>化学肥料および特に硝酸塩肥料の取り扱い
2年以上にわたる実験がシャンパーニュー地方で行われ、以下の方法に焦点をあてた:
-収穫の周期を通じて、炭素およびチン素原料の流れの定量化
-生産段階における《ライフ・サィクル分析》の信頼性を改善するためのモデルやデータベースの評価
-その信頼性や効率性を考慮した収穫技術の改良のための提案
>以下の事項を含む、植物関連製品の取扱い:
-水質についての追跡調査
-いくつかの除草対策に関する経験的研究
-合理的な収穫方法についての建設的助言