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算定のもとになるその他の条件

算定のもとになるその他の条件は、シナリオ1とほぼ同じである。主な相違点は、遅くとも15%の目標を達成する時点、および公共財政面の条件達成の期日までに、代替燃料の価格が費用面の条件を満たすと想定されていることである。審査段階に達した際、エタノールの生産コストと閾値との比較で、同コストが閉値を越えない場合にのみ、大規模生産が開始される。

費用面の条件は、表12に示される2種類のCO2コスト換算値による。

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エタノール1リットルあたりの生産コストの閾値は、複数の要因によって決まる。表13に示されるように、こうした要因が表12の二つの閾値になる。表13は、石油価格が2倍になった場合の数値も挙げている。

(*は、ガソリン0.67リットルとエタノール1リットルを同一エネルギー量としている。)

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