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3 メタノール燃料着色剤の添加プロセス

現行程度の流通量で現行の流通ルート、設備をベースに、着色したメタノール燃料が流通することを前提にして着色剤の添加場所の可能性について、着色剤添加プロセスの検討を行った。

現行の流通ルートにおける、一次基地、二次基地及びスタンド(地下スタンド、簡易スタンド)四つのケースについて検討した。

その結果、現行程度の流通量で現行の流通ルート、設備をベースに着色したメタノール燃料が流通することを前提に(ルート内の流通量の増減は可)、コストを最小にすること及び現状の化学用メタノールの供給に与える影響を最小限にすることを考慮し、着色剤を添加するための最適ケースを検討した結果、現行の二次基地において手作業により添加する方法が最も現実的であると考えられる。

なお、現在の二次基地は毒物劇物の製造、販売に関する資格を所持しており、基本的には着色したメタノールの製造に関し、法的に問題になることはない。

 

 

 

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