・大阪湾全体における事業の位置づけが必要。「『なぎさ海道』という冠を付けた散歩道を整備したいがどうか」と、事業計画を国などに言い出しやすい。
・漁港や港湾も、これからは住民に親しまれるように開放していくことが重要。
・「明石・姫路を東の湘南に匹敵する海岸として売り出せ」(震災後の山陽電鉄社長の発言。河内厚郎氏の話による)
●他地域との連携
・サーフ90:神奈川県藤沢市中心に湘南の地域整備(ホテル・埋め立て事業など)を行っている。市民の力が強い。兵庫県からもヒアリングに行っていたが、交流できれば良いのでは。(「なぎさ海道」事務局:佐野氏の意見)
【市民参加】
■市民との関わり
・行政は大蔵海岸の整備を中心に考えているが、市民はより身近な西部の海岸の整備に興味がある。
●市民側の要求
・地域の住民は、あまり人を呼んで欲しくない。騒音・花火・ゴミ・駐車場の不整備が問題。
・施設が充実して、迷惑をかけられなくなれば苦情はない。地域住民にも使えるような公園・駐車場・施設を整備して欲しい。ただし、休みに静かに散策できる程度の整備でいい。
・「浜の散歩道」に並行する道路が狭い。湾岸部にアクセスする縦の道路の整備など。
■市民活動
●ビーチクリーンアップ
・地元老人会、自治会がボランティアでしている。
・MYCALによる松江海岸クリーンアップ、「江井島の海と子供を守る会」による活動もある。(神戸新聞「ミニコミあかし」より)
●イベン卜
・時のウイーク’97(日本標準時のまち協議会、明石青年会議所共催):
6/10「時の記念日」を中心に明石市内各所で様々なイベントが繰り広げられる。ex.「ミニ四駆ワールドチャンピオンシップ」など。(神戸新聞「ミニコミあかし」より)
・「明石原人まつり」:市民が主催するイベント。明石原人にちなんだ原人パレードなどのイベントが開催される。
【地域文化】
■イベント
・ときめき明石・海峡まつり’98(明石市主催):明石海峡大橋完成記念事業。平成10年の1年間、大蔵海岸を中心にイベントを行う。テント施設展示、気球体験イベント、咸臨丸寄港イベントなど。
・船上ビジット(明石市、商工会議所、青年会議所主催):明石港〜二見沖。毎年行っているが、定員の10倍の応募が来る大好評のイベント。参加者は市民が対象。一周1時間半ほどで1便定員150人。全部で2便出る。海から明石を眺めてもらい、見学後、アンケートをとる。
・播磨灘クルージング(流域文化協議会主催):「船上ビジット」とは違う主体。北部の西脇などに住んでいる人が対象。明石港〜播磨沖。
■観光ガイド
・「pisces」(ピシーズ):女性だけのグループで女性向けに企画されたガイドブック。明石市・明石観光協会発行。