日本財団 図書館


人がかなり利用している。

・明関マリンルート:明石と関空を結ぶ。明石駅から10分歩いて、明石港から船で関空へ。西から関空へ行く人に「関空へは明石から」となるようにしたい。

・明石海峡大橋開通によるダメージは特にない。広域的幹線道路として考えている。

●遊歩道

・浜の散歩道:明石海岸沿いの散策路。広域的には姫路までのサイクリングロードを含む。

・海辺への道:山陽電鉄林崎松江海岸駅や江井ヶ島駅などから海岸への道を整備済み。

●サイクリングロード

・ほとんど整備済み。姫路の方まで行けるようになっている。

・駐車場やあずまやなどの休憩施設は、既に江井島などに設けてある。利用者も結構いる。

・市民参加のウォールペインティング。区画を決めて、ペンキなどで道路沿いの壁に自由にペインティングしてもらっている。

・市民へのPRは徐々に行っている。

 

■産業の現状

●漁港

・明石港:

物流の通過点から「人が集まる港」へ。建設資材の荷揚場を二見港に移転して、観光資源として明石港を整備していく計画。ex.明石海峡大橋への周遊船のルートづくりなど。

公設の市場を設けて昼網の魚のセリを公開しており、誰でも見に行ける。船を留めることはできるが、ヨットハーバーなどのレジャー施設はない。

・二見港:マリーナ設置を県が進めている。

・林崎漁港:農林水産省の管轄で一部整備した。

●漁協

・明石浦・林崎漁協:

明石市内でセリをやっている。他に、明石市内には全部で7つの漁協がある(東二見漁協、西二見漁協など)。

・内陸部へも卸売りをしている。

●酒蔵

・魚住城跡の西側に西灘の酒蔵がある。明石は酒処としても有名。

 

■海岸の利用とメンテナンス

●ビーチクリーンアップ

・養浜が進むにつれ、人がやってきてゴミが増えている。市の方で、ビーチクリーナーで年何回かクリーン活動をしている。

・海岸沿いに大きなゴミ箱を設置。

・環境月間に市の環境管理課の主導で、「浜の散歩道」などでクリーンキャンペーンをしている。

 

■連携の現状と可能性

●市民との連携

・地域と絶えず連絡を取っている訳には行かないので、ときどき市民に参画してもらって意見を吸い上げることにしている。

・細かな部分では、地元に入って整備をしていくこともあり得る。

●明石海峡大橋開通との関連

・明石海峡大橋が平成10年春に開通するが、明石市と直接はつながっていない。海岸線が湾曲していて橋の全景がよく見える明石市の立地を生かした海岸・施設整備を進める。

●海岸整備メニュー間の連携

・農水省:港湾関係整備補助金、県:自治振興補助金

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION