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■ヒアリング先:加澤博敏(明石市企画財政部 企画課 主幹兼企画係長)

中道平一(明石市企画財政部 企画課 専門員)

(1997年7月9日(水)PM2:00〜4:00 明石市役所 会議室にて)

 

【連携】

■ハード整備

・主要なハード整備は、大蔵海岸〜明石海浜公園の東西16Kmの海岸で行っている。平成10年からはソフト事業(「ときめき明石・海峡まつり」等の記念事業と仮設でのイベント)を中心に展開する。

・建設省:護岸工事、養浜、スロープの整備。コンクリートの防潮堤に代わるものとして、護岸工事を進めている。

・市:連携施設の整備。

・ワシントンヤシを植えたり、ベンチや砂浜の整備をしてトロピカルムードを演出。

●大蔵海岸

・神戸市と隣接する海岸。神戸市と連携しながら整備していく。

・平成10年春には、磯浜・砂浜・駐車場等の公園・緑地整備は終了。宿泊・レジヤー、飲食店など上モノの施設は、明石海峡大橋開通には間に合わないところが多い。

・明石海峡を眺める絶好のロケーションとして、観光を主眼に京阪神、淡路島から集客する。集客施設、観光客へのアプローチは積極的にしたい。

・レクリエーション建設用地:民間に売却。東側は宿泊施設に。西側はシーフードレストラン(0.6ha)、明石浦漁協による魚の直販場(0.1ha)、屋内スポーツ施設(1.6ha)を予定している。

・文化施設用地:イベント系展示館を予定している。また構想段階。

・JR朝霧駅、山陽電鉄大蔵谷駅からのアクセス:国道28号をアンダーパスで横断する3ルート。

JR朝霧駅と大蔵海岸の連絡歩道橋は、平成11年に完成する予定。

●その他の海岸

・屏風ヶ浦海岸:所有者からの用地買収・整理をしないと工事に入れないため、年数がかかっている。

・松江・江井島海水浴場:養浜しているところでは既に泳げるようになっている。駐車場・喫茶店などが出来て、市外からの客が増えた。ex.女性トイレの壁面に熱帯魚の水槽がある「ムーミンパパ」など。

・明石海浜公園:テニスコート、プールなどスポーツ公園の整備が進んでいる。明石海峡大橋は一部しか見えない。

●休憩施設

・維持管理(料金徴収・清掃など)は、シルバー人材センターや江井島の地元の高年齢クラブなどを活用している。

●レジャー

・海水浴場として整備されている海辺以外の海岸では、ジェットスキー、サーフィン用の施設もある。

 

■アクセス・回遊ルート

・明石市内は広域幹線道路とのアクセスが悪い。高速道路、明石海峡大橋へのアクセスルート整備が道路整備の主眼となる。

●道路

・第二神明道路〜垂水ジャンクンョン〜明石海峡大橋ルートの整備

・第二神明道路:市内からの明石海峡大橋へのアクセスルート整備が重要な課題。大蔵海岸からJR、山陽電鉄と立体交差して大蔵谷インターチェンジとつながる道路を整備中。

●フェリー

・明石港に出入りするフェリーなどは年間590万人程度の利用があり、日本第3位。

・明岩海峡フェリー:岩屋(淡路島)〜明石ルート。1時間に3本程度。生活の足として、淡路の

 

 

 

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