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文化祭を開催。アーバンリゾートフェアの際に団体ができた(前身は「垂水区民総合文化祭実行委員会」平成3年11月発足)。

・「舞子・垂水・塩屋音頭保存会」:垂水生活文化協会の会員。

 

【地域文化】

■歴史文化

●垂水の歴史

・「石激 垂水之上乃 左和良妣乃 毛妻出春尓 成来鴨」(志貴皇子・万葉集)より。平磯に「垂水万葉歌碑」が建てられている。

・明石郡垂水村が、明石郡垂水町、須磨区垂水町へ。本山町よりも先に須磨区に編入された。垂水村時代の村長は田淵政五郎氏(後明石市長)。東大出で衆議院議員の経験あり。垂水が町になったのは彼の政治力。この地域には、名士も多い。

・学園都市構想:昭和3〜10年頃、開発が進んだ。神戸商科大、星陵高校を誘致。学校の建物は移転後取り壊されて残っていない。

●ジェームス山開発

・ジェームス氏が「西の軽井沢」として戦前に開発(昭和5年〜)した地区。のちに三洋電機創業

者の井植氏の塩屋土地株式会社が買った。日本人は入れない外国人居留地のようなものだった。ライオン石像は門番。タイガー石像は当時あった動物園の名残。現在も外国人が多く、異人館がある。

●現在の垂水区

・住宅地。

・明石海峡大橋後のビッグプロジェクトはない。水際の開発が今後の地域活性化のポイント。

・垂水区は6つのエリアに生活文化圏を分けて、町並みづくりをしている。塩屋・東垂水・西垂水は下町、舞子は歴史、多聞は住宅、名谷は高速道路のジャンクション。

 

■人

・大橋氏:「塩屋、町おこしの会」中心人物。塩屋商店街の肉屋さん。50才前後。塩屋商店街の特徴として、地元(特に外国人住宅地)の人に配達している。

・川口陽之氏:郷土史家。神戸商科大OB。元高校教師。灘出身、垂水在住。大正15年生。

・井植氏:三洋電機創始者。淡路フェリーなど、事業も幅広い。松下幸之助氏の義理の弟で淡路出身。井植記念館が青山台にある。ジェームス山一帯の土地を持っている。

・筒井康隆:作家

・鳳蘭:女優

・音頭保存会の会長:市民活動などについてはよく知っている。

●観光資源

・舞子砲台跡:幕末のもの。舞子駅前の近く。

・眺望スポット:井植記念館、ブリック・ブロック(万葉歌碑)、山陽電鉄東垂水駅、五色塚古墳、舞子ビラ、大歳山遺跡、石谷の石窟など

 

【自然環境】

・自然海岸は舞子の西側にしか残っていない。

 

 

 

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