■ヒアリング先:岡本康憲(神戸市垂水区市民部 まちづくり推進課 事業推進係長)
浅田香織(神戸市垂水区市民部 まちづくり推進課 事業推進係)
(1997年7月9日(水)AM10:00〜12:00 垂水区役所 会議室にて)
【連携】
■ハード整備
・明石海峡大橋の完成(平成10年春予定)に合わせて主要プロジェクトが進行している。
●JR舞子駅付近の再開発
・舞子公園:県の所有。松を植えるなど整備を進めている。
・再開発ビル(26F):住宅がメイン。
・国道2号が下をくぐるように工事中(立体化)。
・駅北側に、バス停、駐車場の施設(2、3階建て)のある駅前広場を設ける。
・淡路〜明石海峡大橋〜垂水を経由して阪神へ通勤する人の利用のために、エレベーター・バス停を整備。
●CCZ(コースタル・コミュニティ・ゾーン)
・埋め立ては完了。砂浜状にして、須磨海岸のような海水浴場にする予定だが、本来の目的は防災護岸。平成10年春一部供用開始予定。
・北側:緑地・駐車場に。環境事業団が整備している。平成10年春には何らかの植栽ができる予定。地元と協議中。
・東側・西側:施設を誘致しているが、マリンピア神戸との兼ね合いでなかなか難しい。西側は第一期、東側は第二期の工事。
・メンテナンス:もともとは市の土地だが、埋め立て地は建設省の海岸。整備には国費も使われている。
・地元住民との調整:夜中などに人が来るようになると、プライバシー、騒音、駐車場の開放問題などが出てくるため、現在は植栽を高木にする、駐車場をどの程度開放するか、などについて調整中。月1回、話し合いを行っている。
●舞子ビラ(再整備中)
・新館:平成9年10月に閉館、平成10年3月上旬にリニューアルオープン。
・旧館(本館):現在改修中。平成10年秋、14階建ての新本館が完成予定。新たにチャペル、テラスなども作る予定。
・垂水の格式ある宿泊施設。庭がきれい。
・神戸マリンホテルズ(株)が経営母体。タワーサイドホテル等経営。
●マリンピア神戸
・平成10年春、一部供用開始。北側緑地帯、道路・駐車場・仮設の飲食施設がオープン。
・利便施設のコンペを7/1に記者発表。
●川
・塩屋谷川:放水路
・福田川:垂名公園他に福田川プロムナード(水に触れる広場)を計画中。
●その他
・護岸巨石道:大きい岩がいっぱいあるだけ。散歩道にはならない。
・平磯:下水処理場の施設内に垂水スポーツガーデン等を立地。公園の管理は下水道公社。
・垂水・塩屋港:ルート・駐車場整備くらいで、特別な整備計画はない。
・海辺のアーバンリゾート構想:あくまで将来的な大構想で、まだ実施段階ではない。
■アクセス・回遊ルート
・須磨からつながる国道2号と、CCZ、マリンピア神戸間のルートを中心に整備を進める。CCZ、マリンピア神戸間をまっすぐにつなげる計画はない。