■連携のタイプと具体的な取り組み
1 地域に密着した「なぎさ」スタンダードづくり
-“お墨付”・応援によるバックアップ-
●ねらい
・地域の特性に応じた「なぎさ海道」イメージを地域の人々と一緒に作り上げるための、ソフトな取り組みをバックアップする。
・すでに行われている取り組みに対しては、「なぎさ」スタンダードによって社会的評価を与え、新たなムーブメントにつなげる。
・新たな取り組みに対しては、よりよい環境づくりに向けての助言や提言として効果を発揮する。
<例>
◇なぎさローカル・スタンダード
・「なぎさ海道」での整備や取り組みに際し、地域独自の持続可能な環境を広げるための具体的な考え方、海辺の風景づくりなどを示す。
ex.南芦屋浜沖海岸景観整備への導入
◇なぎさコンテス卜
・「なぎさ海道」での個人の活動を発掘し、名誉につながる社会的評価を与える。
・「なぎさ海道」の多様な魅力を募集し、「なぎさ海道」らしい景観をはじめとする海辺環境について賞を与える。
・上記の評価を通して、隣り合う活動や環境がつなげる。
ex.「なぎさ海道」魅力の募集
●連携モデル
●関係者にとってのメリット
<市民にとって>
・「なぎさ海道」の視点を入れた整備が推進される
・拠点や市民活動のネットワークが図られる
・環境整備に際し規制や保全への民間協力が得られる
●主な背景(対象地域の現状から)
・ハード整備…CCZや既存の養浜海岸は行政区域を越えて整備されていない
・海辺利用とメンテナンス…クリーンアップ活動は限られたエリアで行われている
・地域の魅力・資源・暮らし…魅力的な資源があるにもかかわらず、対外的に知られていないものが多い