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カ)メーカーから小売に至る物流の情報化

メーカー、卸売業、小売業間の一連の物流業務の情報化のイメージを示したものが下図である。上段が情報の流れ、下段がモノの流れを示している。

 

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キ)貨物認識の方法

物流情報化は、移動体である貨物や車両等を対象とするため、物流の各段階において

それらの位置を認識・確認する必要がある。図6-1-8の例では、工場や倉庫、店舗等それぞれの出入庫において貨物確認・検品を行なう。

貨物等の認識方法をその単位および情報の種類・形式の点から整理すると次のようになる。なお、JANコードやITFコードでは、各商品・梱包の個別番号を表現していないため、倉庫事業者ではロケーション(保管場所)管理によって認識したり、特別積合せトラック事業者では荷札に独自のバーコードを記入することにより認識している。

 

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