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エ)鉄道・海運における情報システム

貨物鉄道事業者においては、予約や貨物追跡等を行なう社内情報システムを構築し、通運業者との間でもネットワーク上でのデータ交換が行われている。

一方、フェリー船社においては、貨物車航送の利用者は特定企業に限定されているため、現状では情報システム構築の必要性はあまり認識されていない。

 

オ)国際物流の情報システム

国際物流においては、主に通関業務を行うためのSea-NACCS、Air-NACCSが導入されているが、Sea-NACCSについては輸出入貨物の通関手続きを処理するためのもので、民間の利用者は通関業者、銀行となっている。また、海貨業者、検量業者、検数業者、船社を共同利用型ネットワークシステムで結び、輸出貨物情報の伝達・交換を行うPOLINETなど、各業務内容に対応したネットワークが存在している。

 

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