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[旅客定期船運航会社]

 

●業務上の問題点と課題

・海上タクシーの横行は、定期旅客船の立場からすれば不合理だが、利用客の立場からすれば便利な存在なので、あえて取り締まれということは考えていない。

・海上タクシーも陸上タクシーのように法規制を加え、同じ土俵で競争すべきではないか。

・定期船については、不定期船としての年間営業日数30日以内を緩和できないか。

・船体検査の費用負担が大きいので、期間の延長か費用削減等の規制緩和策がほしい。

 

●旅客船事業の活性化方策

・定期船の事業所の集約化も一案ではあるが、実施は難しい面が多い。

・当地域で片道を船、もう一方の片道を陸路(バス・車)を利用しての周遊コースをホテルや旅館の有志が企画して実施しているが、この夏は利用者が増えた。

・イルカウォッチングが観光の目玉として定着している。

・客層は宮崎、大分、福岡からの来訪が目立つ。

・天草観光協会が近隣市町村への積極的なPRをすすめてほしい。

・天草〜八代フェリーはチラシ等によるPRが奏功し、利用者が増えている。交通渋滞対策用として、観光のみでなく業務での利用が目立つようだ。

・当地域の集客スポットは大矢野に集中しつつあり、牛深はやや減少しているようだ。

・フェリーは利用客が少しづつ伸びているが、当社の航路でのフェリー化は近距離の利用者が主なので難しい。

 

ヒアリング調査結果

 

2. 旅行代理店・バス会社・旅客定期輸送航路事業者

 

天草の観光地としての評価、問題点、対応の方向等について下記のような対象者にヒアリング調査を行った。

 

■旅行代理店 3者

■バス会社 1者

■旅客定期輸送航路事業者 1者

 

 

 

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