(4) 先行列車が通過列車の場合
現時点は付図3-5(P43)に示すように、先行列車が45km/hで閉そくに入りきって信号機98の現示がYからYGにアップし、続行列車が45km/hで98Tの境界の直前にいるという状態である。
(a) 先行列車(α=3.0km/h/s、β=3.0km/h/s)の走行予測
先行列車は信号機86から前方の信号機のG現示を見て走行する。各閉そくに入りきるまでの時間とその時の速度を求め、先行列車の走行を予測する。
?@ 88Tから86Tに入りきるまでの走行時間と終端速度
先行列車が45km/hからG現示(120km/h)に向かって350m走行した場合、最短走行で計算すると走行時間は17.6秒、終端速度は97.9km/hである。