踏切に入るまで現示が変わらない場合は、警報時分を39秒とした場合に94Tに進入して、10.8秒後から警報を開始すれば、警報時間を確保できる。
しかし、列車が88Tに入る直前で9Rが設定され信号機88までが現示アップをすると、付図3-4(P42)の走行が予測され13.5秒間分警報が不足する。
そこで、該当列車による警報を開始した時点からは、警報時間分現示アップを抑止することで警報時間割れを防ぐことができる。
付図3-4の場合では、信号機9Rの現示を警報開始から39秒間Rのままにする。
結果的には、31.6秒現示アップを抑止したことになる。