3.7.2 一般乗客を対象とした評価実験
(1)目的
ヒューマンインタフェースの視点から、乗客誘導案内装置の誘導効果の期待度、表示画面の見やすさ、表示内容のわかりやすさ、について評価検証する。
(2)ヒューマンインタフェースの視点
表示画面を評価・検証する視点は大別すると以下の各項目となる。
a.物理的側面
画面サイズ、設置位置、表示文字サイズ、表示色など、評価対象の物理的特性にかかわるユーザ(乗客)との適合性。
b.認知的側面
表示内容の意味のわかりやすさ、ユーザ(乗客)への動機付け(混雑度の低い車両へ乗車しようとする動機付け)の効果など、評価対象の情報の意味内容に関わるユーザ(乗客)との適合性。
(3)評価方法
a.評価対象
40インチプラズマディスプレイを用いたプロトタイプ(試作機)
b.評価場所
営団地下鉄東西線西葛西駅構内(改札口付近(改札内))
c.評価実施日時
1998年2月6日(全)
14:00〜16:00及び19:00〜21:00に実施