この表において、網掛けをした列車は初期遅延列車である。また、ケースC、Dの△はすべての誘導対象人数を移動させることができなかったことをあらわす。なお、乗客を移動させても停車時分を短縮できなかった列車(N6/1、N7/1、R7/1、NA/1、NB/1)はすべて乗客移動のない4両目の乗降時間が最大となっている。この結果より、同一列車の他の車両へ誘導すれば2秒以上の停車時分短縮が可能である列車は7本、2.5秒以上は3本あることがわかる。また、先に述べた5人以上の乗客誘導が必要な9本の列車はすべて最小間隔(135秒)で運転している21本の中に含まれており、2本(N6/1とN9/1)を除いてすべて短縮効果がある。