大阪市
Osaka
■教育
小学校304、中学校152、高校111、大学6、短大10市立の大学として大阪市立大学。
■インフラ整備状況
◆上水道:普及率100%、水源は淀川で3つの浄水場から1日平均154万m3を供給する。
◆下水道:普及率は排水面積で98.8%、処理人口では99.9%である(1990)。
◆交通:大阪市は交通網が発達している。鉄道はJR、私鉄、地下鉄が市内を縦横に走っている。地下鉄は市営で営業キロ総延長は100kmを越える。1991年末の市内の道路は国道、府道、市道合わせて11,538路線、総延長3815km、総面積37.07k?uであった。
◆空港:24時間空港である関西国際空港が1994年開港した。1996年には、関西国際空港と直結する複合交通ターミナルとして空港直結の鉄道やリムジンバス等を備えた大阪シティエアターミナル(OCAT)がオープンした。
◆公園緑地:一人当たり公園面積3.24?u
■経済活動
大阪市の産業は、各業種で中小企業が盛んである。産業構造を昼間就業人口でみると第三次産業が67.0%、第三次産業が32.2%、第一次産業は0.1%であった(1995)。第三次産業の中心は商業、第三次産業は製造業で、鉄鋼、金属.金属製品、機械、化学.石油.石炭製品、出版印刷関係が中心である。
■貿易
1995年の大阪港コンテナ貨物取扱量は合計2,150万トンであった。国内貿易の比重が大きく、取扱貨物量の約76%を占めている。国際貿易に関しては、1995年の輸出総額が2兆2800億円、輸入総額は2兆2140万円であった。輸出品目は機械機器を中心に、繊維・同製品、化学製品など、輸入品目は繊維原料・金属原料などの原料品、食料品、機械機器、化学製品などである。
■都市計画
大阪市の中心は御堂筋に沿って形成された都心業務・商業区であり、その周りを居住・商業複合型の区域が囲み、さらにその外側に住宅地が広がっている。西部臨海郡には重化学工業を中心とした大工場が集まる工業型の地域である。1990年「大阪市総合計画」を策定し、これに基づいて様々なプロジェクトが進行中である。
■主要プロジェク卜
・2008年大阪オリンピック招致
・大阪市立近代美術館建設
・国際会議場の建設
・舞台芸術総合センター建設
・道頓堀川水辺整備事業
・「テクノポート大阪」計画
・大阪海洋博物館
・咲洲コスモスクエア地区運河整備
・関西新空港の2期計画
など多数。