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北九州市

Kitakyushu

 

■都市計画

市の基本構想である「ルネッサンス構想」及びその実施計画に基づき、「水辺と緑とふれあいの国際テクノロジー都市」を目指して、都市づくりを進めている。

土地利用は、都市計画法により住宅、商業、工業、港湾など用途地域を指定し適正化を図っている。現在、農用地7.7%、森林44.3%、住宅地12.8%、工業用地6.0%となっている(1995)。島嶼部を除く全地域(483km2)が都市計画区域として指定されている。市街化区域は40.2%であり、この内61.3%を住居系、10.0%を商業系、28.7%を工業系地域が占めている。

 

■主要プロジェク卜

◆新北九州空港の建設:総面積373haの人工島の上に長さ2500m、幅60mの滑走路を有する第2種空港として2008年10月開港予定。

 

◆東九州自動車道の建設:東九州地域との交流強化、新北九州空港へのアクセスなどを視野に整備促進。

 

◆学術.研究都市整備構想:先端科学技術分野に関する国立大学の大学院、市立大学と私立大学の学部を同じキャンパスに設立する「新大学構想」を核として、新しい大学や研究機関の誘致を図り、学術.研究機能の整備を図る。

 

◆響灘ハブポート構想:コンテナ船の大型化に対応する15〜16m級の大水深岸壁を備えたコンテナターミナルを建設。コンテナ取扱量は約150万個に達する予定。

 

◆アジア.太平洋インポートマートの建設:輸入促進地域(FAZ)の指定を受け、中核施設として建設中。アジアの物流拠点を目指す。

 

◆響灘環境コンビナート:ペットボトルの再生などの環境産業、大学の廃棄物リサイクル研究所など、総合的な環境技術が集積した環境コンビナートを響灘地区に建設中。国よりエコ・タウンの指定を受けている。

 

◆メディアドームの建設:2万人を収容できる全天候型多目的イベント施設として1998年10月開業予定。

 

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