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■貿易

マレーシア第2の港であるペナン港の貨物取扱量は1080万トン(1990)で高度成長を反映し、著しい伸びを見せている。ペナン港の実績は1994年、積荷479万トン、揚荷250万トンであった。主な貿易相手国は日本、シンガポール、アメリカである。主な輸出品目は機械.輸送機器、鉱物性燃料、非食用原料。主な輸入品目は機械.輸送機器、工業製品、化学品などである。

戦略的に位置するペナンは、長きにわたり、世界の海運ルート上にある。ペナン港は、国際、沿岸の双方の船舶に対し、近代的便宜を供与する。ペナン港にある施設には、大水深埠頭、新しく建造されたコンテナ.ターミナル、ばら積み貨物ターミナル、並びに自由商業ゾーンがある。

 

■都市計画

1976年都市田園計画法により、マレーシア半島に初めて包括的な都市田園計画作成システムがもたらされた。この法律は、適切かつ包括的な計画作成を定めたもので、ペナンでは、1985年1月1日からの施行として採択された。この法により州の構造計画と地方計画を作成して、包括的プランニングを導入した。

 

■主要プロジェク卜

ペナン開発公社が、工業団地の整備.インフラの充実等、ペナン州の開発を積極的に進めている。湾岸高速道路や本島へ連絡する海底トンネルの計画などがある。

 

■姉妹都市

アデレイドー1975

メダン、スマトラ(インドネシア)-1985

厦門(中国)-1993

横浜(技術交換プログラム)-1986

2年毎に開催されるペナン/アデレイド週間は、アデレイドおよびペナンという2つの市の間で、交互に主催される。

メダン・フェアは、貿易と文化の推進プログ

 

 

 

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