ラムであり、毎年4月にスマトラ島メダン(インドネシア)で開かれ、ペナン.フェアは、毎年12月にペナンで開催される。横浜市とペナン島市議会の職員間での技術交換プログラムは、都市都会計画策定管理、道路交通管理並びに固形ゴミ環境管理の諸分野での研修と共に、1986年に始まった。
■その他国際交流事業
神奈川県とペナン州は姉妹関係。ペナンと神奈川との間の結びつきを祝う第5回記念祝典の一部として、ペナン州知事閣下の率いる180名の強力な代表団が、神奈川を訪問し、横浜造船所ガーデンで開催されたペナン・フェアでの一連の貿易セミナー、展示およびペナン紹介を通じて、この両地間の相互的絆をさらに増進した。この使節団が、この両地間の強力なビジネス関係の強化の上で優れた前進を果たした一方で、横浜造船所ガーデンで開催されたペナン・フェアは、とりわけ、一連の文化的催しが、そこに集った何千人もの日本人を感動させた公式開会中、日本人のハートを文字通り、盗んでしまった。ペナンと神奈川との絆の象徴として、州政府は、神奈川県庁に対し、ペナンの輪タク1台を寄贈したが、これは、公園の中の一際目立つ場所に展示された。
■環境の現状と課題
◆大気
自動車からのNOxが大きな問題である。大気汚染対策は国の管轄であり、モニタリングも国が行っている。今後、国と手を結んで考えて行かなければならない。
◆水質
この島の下水処理システムは、十分に発達しておらず、従って、下水の一部は無処理のまま、海に直接排出されている。工業排水が、適正に処理されないまま排出されることもしばしばあり、これが、河川や海を汚染している。島の北部にある観光客用リゾート地への影響が懸念されるため、下水処理プラントが建設されており、現在は完全に使用できるようになった。
◆騒音・振動
工場騒音.振動の規則
自動車騒音の規制
◆廃棄物
固形廃棄物は、生活、商工業その他の活動により発生し、1人当たり1.14kgであると推定される。しかしながら、約95%(日量600トン)のみが収集され、ゴミ投棄場で処分される。約5%は、不法に投棄されたり、再利用のために回収されたり、あるいは自己処分されている。焼却処分される廃棄物はごく僅かである。
◆今後の課題
有害廃棄物管理の規制
環境と開発の統合
オゾン層破壊物質の規制
■環境保全に係る法制度
1974年に環境法が制定され、その運用のため1975年「科学技術環境省」が設立された。この法律は公害の防止、除去および規制と、環境の改善およびこれらを複合した目的のための根拠法であり、本法に基づく特別な規制は科学技術環境大臣が環境評議会の諮問を経て決定する。
■持続可能な開発に関する経験
下水処理や廃棄物収集のの民営化等、官民のパートナーシップによる街づくりを進めている。また、ペナン開発公社が環境との調和を図りながら、ペナン州の開発を行っている。
■今後の可能性
インフラストラクチュアの連結による、ペナンに隣接する南東よりの島、プラウジェラジャクの開発計画。
ペナン島の北東方向に位置するタンジェントコンの土地再開発計画。
ペナン外輪道路およびジェルトング高速道路に関しての、インフラ改善と土地再開発計画。
連絡先
Urban Service Department,Municipal Councilof Penang Island
Jalan Pedang Kota Lama,10200 Penang,Malaysia
Phone: +60-2633000 Fax: +604-2633036