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ジョホールバル

Johor Bahru

 

■文化

マレイシアは多くの人種、文化、伝統が入り混じっており、街には壮大な寺院、教会、モスクが建ち並ぶ。地方の料理や、色彩豊かで魅惑的な民族衣装、祭り、儀式等にもそういった特徴が見られる。

この地域は、マレイシアだけでなくシンガポールやインドネシアからのテレビ、ラジオ放送も受信することのできるマレイシアで唯一の地域である。テレビ局が12局、うちマレイシアのケーブルテレビが5局、マレーシアおよびインドネシアから3局、シンガポールから4局である。さらにMalaysia East Asian Satellite(MEASAT)から30の衛星放送を受けることができる。FM放送はシンガポールとマレーシアの25局である。新聞は中国5、英語4、マレイ3、タミール2紙である。

アブバカルモスク、ベサール宮殿など歴史的建造物も多い。

 

■教育

6.3.3.4制。小、中、高の授業料は無料で、教育水準が高い。

マレーシアは、教育省のもと、極めて包括的な教育システムを擁している。但し、現在では、幼稚園からより高度の学習機関まで様々の私立の学校及び施設が存在する。この国には又、専門課程もあり、その数は増加中で、専門的な免状や学位レベルに通じる諸過程を提供している。地元大学とより高度な学習のための外国機関との間の連合プログラムが、この目に於ける教育の最新の進展である。

 

■行政制度

マレーシアは13州からなる連邦国家である。国家元首は任期5年、首長会議によって選挙される。連邦の執行機関は国会と内閣および大臣である。内閣は、国家元首によって、首相が任命され、他の大臣も国会議員の中から首相の助言に基づき指名される。それぞれの州は普通選挙に基づく一院制の州議会と執行部を有する。州のもとに置かれる自治単位は1976年以来、市と地区の2種類である。自治体の中核をなすのは議会で、議員、首長ともに州政府から任命される。

ジョホール南部成長区はジョホールバル、コクティンギ、ポンティンの3つの南部地区に広がる。この地区では、交通システムや土地利用

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