バタンガス
Batangas
在校生徒数29,317名であった。公立のほかに16の私立小学校があり、在校生徒数が一番多かったのはパタンガス大付属の1,665名であった。
中学校の全生徒数は20,232人で、15,311人(75.68%)は公立、4,921人(24.32%)は私立であった。パタンガス国立中学は市の公立中学ではもっとも古い歴史をもち、在校生徒数は最大の10,319人であった。人数が多いのは、国の方針で授業料が無料になっているためである。
1996〜1997年、各種学科を有する私立のパタンガス大は最大の在校生を記録した。在校生11,748名は市内大学生総数の52.76%を占めた。国立のパブロ.ボロン記念工科大学は3,417名の在校生を数えるが、学科が技術系であるため学生は専ら男子である。この大学は政府管掌の各種技術委員会の試験で合格率が高く、市の誇りになっている。
大学卒業生中1,160名が次のコースを選んでいる。大学院に進む学生の大部分は政府の役人になり、キャリアを積んでいくのだが、そのためには公共サービス委員会の求めに従い修士の課程を終了しておかねばならない。
■行政制度
現在の市の行政機構の基本は1986年のフィリピン憲法および共和国令7160(あるいは地方政府令/1991)に依っている。
パタンガスは1969年に市になり、“A級”市のステータスを得ている。現在、当市は依然として州の構成市であり、住民は州関係の選挙権を有している。