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スラバヤ

Surabaya

 

◆廃棄物焼却場: 北部埋立地に目処分量175トンの能力を持つ焼却工場がある。収集ゴミの約10%を焼却する。

 

◆し尿処理場: 1カ所

 

■経済活動

スラバヤ市の市民一人あたりの地域総生産額は、1990年に約100万ルピア(約470ドル)であり、国55万ルピア(約260ドル)や州49万ルピア(約230ドル)の水準を大きく上回る。第3次産業の割合が非常に高く、商業、運輸、通信、金融、不動産部門などが重要な地位を占める。

1980年代後半から急速に進展した工業開発により、食品加工、金属加工・機械、石油化学、繊維・繊維製品などの第2次産業も発展している。

市の南部に、環境保全に配慮したスラバヤ工業団地を整備している。

 

■貿易

国際港であるタンジュンペラック港があり、1990年実績で、積荷1622万トン、揚荷1141万トンであった。輸出は189万トン、輸入331万トンであった。

主な貿易相手国は、日本、アメリカ、シンガポールである。主な輸出品目は、鉱物性燃料(石油、ガス)、原料別製品(合板、ゴム製品等)、食料品等、主な輸入品目は、機械及び輸送機器、化学工業生産品、原料別製品(鉄鋼製品等)である。

 

■都市計画

「スラバヤマスタープラン2000年」のもと、市民生活の向上、都市機能の整備等を行っている。

 

■主要プロジェク卜

・グレシック銅精鉄工場

・インドネシア光海底ケーブルネットワーク

・スラバヤ士官学校に教育訓練設備

・パイトン石炭火力発電所

 

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