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大臣の下に各省庁が置かれ、地方自治体は内務省の下に置かれている。

スラバヤ市はレベル2自治体に位置づけられており、市長は州知事の推薦に基づいて内務大臣により任命される。

 

■インフラ整備状況

 

◆水道:上水普及率70%、浄水場は4カ所あり170万人に給水、残りは井戸水を利用。取水量の90%はスラバヤ川。水道が利用できない家庭では共同貯木場から18リットル容器を使って家まで運ぶ。水の価格は1m3当たり300ルピアである。2000年までに普及率90%にするよう整備中。

 

◆電気:市内2カ所の発電所から供給。

 

◆ガス:1994年より天然ガスを供給。

 

◆空港:市の郊外約17キロのところにジュアンダ国際空港があり、市の中心部まで30分である。

 

◆鉄道:ジャワ島は鉄道網もよく整備されており、スラバヤ市は鉄道拠点の一つとなっている。

 

◆道路:都市道路と地方道路に分けられる。交通渋滞緩和のため、東西方向に一方通行の道路整備をし、市の外周の南北方向道路の整備をしている。

現在高速道路を建設中。マドゥーラ島への橋も建設予定である。

 

◆港湾:国際港タンジュンペラック港は、コンテナバースが2つ、全長500m、水深13mである。コンテナターミナルの他、マドゥーラ島をはじめ、他のインドネシア地域とを結ぶフェリーの拠点ともなっている。港湾管理は、港湾公社(PERUMIPEL)による。

 

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