スマラン
Semarang
■その他国際交流事業
スマラン市は国際的なフォーラムや会議に加盟しており、環太平洋やアセアン諸国の開催する定例会議には積極的に参加している。
国内では、スマラン市政府は近隣の地方自治体政府クンデル、デマソク、グロボガン、サラティガと協力し、メトロポリタン開発区域の提唱を行っている。その名称は「クドゥングサプール(Kedungsapur)」で、Kendal、Demak、Ungaran、Salatga、Pulwodadiの頭の文字をつないだものである。
また、スマラン市はインドネシア都市協力機構(BKS―AKSI)が開催する会議にも積極的に参加している。
■環境の現状と課題
◆大気
スマラン市の各地点における大気の測定結果によると、CO、NOx、S02、Pb等の大気中濃度は、人口環境省令Kep-2/MENKLH/1988により設定された大気環境基準を満足していた。ただし、煤塵および浮遊粒子状物質の濃度は増加の傾向が見られる。一般論として、スマラン市の煤塵量は産業活動と自動車の交通量により高い値を示している。固定汚染源は鉄鋼、亜鉛メッキ、および石炭をエネルギー源とする産業に出来するところが大きい。
しかし、いくつかのデータによればスマラン市の自動車類のガス排出量はインドネシアで二番目に多い。市当局はパイロットプロジェクトとして排ガス削減のためにタクシー用燃料をガソリンから気体燃料に転換することを推進している。