は養老保険費の実際の徴収額の一定の割合で管理費に当てることができる。
前款に従って引き当てた管理費には課税しない。
第38条 養老保険基金は、養老金を融資して運転資金に使う部分は、同時期の市民の当座預金の利率より低くない利息で利率を計算し、その利息も養老保険基金に回す。
第39条 養老保険基金は正常の支出と安全の元に価値増加の運営を行うべきである。長期的コストの高い投資を行ってはいけない。
運用後、養老保険基金に回す増加部分は税金を徴収しない。
第40条 養老保険基金の価値増加の利益率は、市社会保険委員会が同時期の銀行貯金利息率と市民の消費価格指数等の実際状況によって決める。価値増加の最低の利益率は同時期における銀行の一年定期預金の利率より2%高くならなければならない。
市民の消費価格指数の増加幅が高いときに利益率は市民の消費価格指数に近づけるべきである。
第41条 養老保険基金の価値増加運営は、上海浦東発展銀行に委託して行う。
上海浦東開発銀行は市社会保険管理局と会合し、養老保険基金の運営計画を立て、運営の状況を常に市社会保険管理局に報告する。
上海浦東発展銀行は、養老保険基金の募金、支給、価値増加の運営の帳簿を他の商業経営帳簿と別に設け、独立に計算する。
第42条 市社会保険管理局は定期的に又は市社会保険管理委員会の要望に併せて、常に養老保険基金の使用と管理状況を一括審査し、市社会保険委員会に報告する。
第43条 養老保険基金の徴収、支給と価値増加の運営に対して、毎年予算と決算を行わなければならない。
第44条 養老保険基金の徴収、支給と価値増加の運営に対して、同時に財政、会計検査部門と金融主管部門の監督を受ける。
第45条 本市は政府関係部門と社会大衆代表が参加する養老保険基金監督組織を設立し、養老保険基金の収支と管理を監督する。
具体的な方法は別途制定する。