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高齢期の過ごし方として、横浜市の高齢者の意識として最も強いのは、「家族や友人との人間関係を大事にしたい」で、以下「健康を維持するための活動をしたい」、「知識や教養を高め自分自身の向上に努めたい」、「旅行などを通じて見聞を広めたい」、「仕事を離れて趣味や余暇を楽しみたい」と、自らの健康や趣味・教養への関心が高い反面、「町会や地域の相談役として地域社会に貢献する生き方をしたい」、「高齢社会を支える福祉活動のボランティアをしたい」、「国際交流、環境、文化関係など福祉以外のボランティアをしたい」等の、就労以外で積極的に社会と関わる姿勢は、現在のところまだ低調だが、この点も今後は変化していくと思われる。例えば年齢別でみると、「高齢社会を支える福祉活動のボランティアをしたい」、「国際交流、環境、文化関係など福祉以外のボランティアをしたい」者が30歳台、40歳台、50歳台で、現在の高齢者に比べて多くなっている(図表3-1-38)。

 

 

 

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